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日本代表メンバー発表 ハリルホジッチ監督会見要旨

ゲキサカ / 2018年3月15日 20時4分

 今回の親善試合もそのつもりで行う。本大会までに5試合ある。グループリーグで戦う相手に似ているチームだ。今回のマリはセネガルに似ていると思うし、ウクライナはポーランドに似ていると思う。セネガルのマネやポーランドのレワンドフスキという選手はもちろんいないが、そういった選手に近い選手はいる。しっかり強い気持ちを持って、本大会のような気持ちでこの親善試合を行い、いい結果を出さないといけない。

 ここにリストを持ってきた。海外にしろ国内にしろ、多くのケガ人がいる。プレーする機会を失ってしまった選手もいる。クラブの中でグループにも入れてもらえない状況の選手もいる。浅野や井手口は私にとって悲しい出来事だ。最終予選のオーストラリア戦でヒーローでもあった2人だが、現在の状況は彼らを難しくしている。今回、彼らはリストに入っていない。この状況が続けば、本大会でもリストに入らない可能性がある。

 選手のチョイスの話になるが、ポジションごとに新しい選手も呼ぼうと思っているし、今回の合宿は役割を完璧に遂行してもらわないといけない。国内も海外もいろいろ見に行ったし、スタッフも見に行っている。ただ、我々の分析では、現段階ではまだトップパフォーマンスになっていない選手が多いのではないか。今、必要な選手を考えて、そういった選手にはトップパフォーマンスに戻ってほしいというメッセージを込めてのチョイスになった。本大会に向けての準備は2、3週間で終わりではない。直近の6か月が大事になる。パフォーマンスを保って、ハイペースのリズムを保って、高いレベルの試合を継続することが大事。ロシア本大会では日本はたくさん走って、速く走ってということが要求される。リズムの変化が必要になる。

 今回は26人選んだ。前回の合宿でもそうだが、だいたい2、3人がケガをする。長い移動があって疲労回復が難しいというのもある。最終リストに入れるべきかどうかの見極めもしないといけない。私が就任してから、かなりの選手にチャンスを与えてきた。資格がある選手であれば、もちろん最終リストに入る。たくさんの選手にチャンスを与えてきたつもりだ。

 キーパーは3人。ただ、現段階のパフォーマンスに満足いっているわけではない。もっともっと向上してほしい。右サイドバック。日本人選手の中ではまれに見るほど定期的にしっかりパフォーマンスが継続できている(酒井)宏樹。そしてここ最近調子のいい遠藤。昨日の試合で少し問題が起きたということで、今検査をしている段階と聞いている。ただ、バックアップは用意しているので何が起きても問題ない。それから左サイドバック。(長友)佑都はクラブを変えたにもかかわらず、継続的に試合に出ている。彼の存在感は日本代表に不可欠だ。そして車屋と宇賀神の戦いがこれから始まる。合宿をたくさんこなしているわけではないが、見極めないといけない。どこまでついていけるのかをこれから見ていく段階だ。

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