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日本代表強化、女子W杯招致、商業的価値の向上…JFA宮本恒靖新会長が目指すその先のサッカー界「もっと広い価値観をみんなで作っていけたら」

ゲキサカ / 2024年5月23日 7時42分

日本サッカー協会(JFA)第15代会長に就任した宮本恒靖氏

 日本代表として通算71試合に出場し、2002年の日韓大会、06年のドイツ大会と2度のW杯を経験した宮本恒靖氏が今年3月、第15代の日本サッカー協会(JFA)会長に就任した。

元Jリーガーの会長職は史上初めてで、47歳での就任は戦後史上最年少。就任会見では「新しいことができるのが自分の色かなと思う」とフレッシュな志向を口にし、日本サッカー界に新たな風を吹き込む覚悟を示した。

 『ゲキサカ』では4月、宮本会長に単独インタビューを実施。就任会見で新たに打ち出した「日本代表強化」「女子ワールドカップ招致」「商業的価値の向上」「露出の工夫」などの指針に迫ったほか、日本サッカーのさらなる普及に向け、新会長が描く未来図を聞いた。
(撮影協力=JFAサッカー文化創造拠点『blue-ing!』)

——Jリーガー出身者として初めて、また戦後最年少の47歳で会長就任となりました。ご自身でどのように受け止めていますか。
「年齢のことは周りの人に言われることはありますが、自分ではあまり感じていませんでした。もちろん今までの会長の方より就任した年齢が若いのはわかっていますが、自分で意識したことはそれほどありませんでしたね」

——周囲からの反応はいかがでしょう。
「周りは驚く人のほうが多かったです。久しぶりに友達から連絡が来たこともありました。『早ない?』とは言われましたね(笑)。ただ驚きを持ってくれつつも、好意的なコメントをたくさんもらいました。自分のイメージよりはたしかに早かったかもしれませんが、いつかトライしてみたかったことではありました」

——FIFAマスターの卒業生とも交流があると思います。素朴な疑問ですが、同期のような関係もあるのでしょうか。
「同期との交流もありますし、いわゆる同窓会もあります。そういったところからは『良かったね』といった前向きな言葉をもらいましたし、『FIFAマスターからそういったキャリアの人が出て誇りに思う』ということも言ってもらいました」

——FIFAマスター卒業生は他にどのような形で活動されているのでしょうか。
「サッカー界だけでなく、スポーツ界の色々な組織の運営で活躍できる人材の育成が主眼になっているのですが、サッカー界の中ではクラブやサッカー協会、FIFAで働いている人もいます」

——中でもサッカー協会の会長というのは異例のキャリアですよね。
「たしかに協会のトップというのは初めてかもしれませんね。ただ、まだ就任しただけであって、これから何をやっていくかが一番大事だと思っています」

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