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[ガバナーカップ]青森山田FW小松が先制弾!泥臭いプレーとゴールで不動の先発FWへ

ゲキサカ / 2018年3月26日 16時0分

 年が明けてからも苦難は続く。雪のグラウンドは中学時代に患った腰の分離症が悪化するため、スタッフと相談し、全体練習から外れた。実戦から離れることになったが、「食って食って食いまくって、筋トレした」(小松)成果によって、体重は67kgから75kgにアップ。80kgまでしか上がらなかったベンチプレスも今では95kgが上がるようになったという。

 そうした努力によって掴んだチャンスが、先週行われたサニックスカップだ。FWに似つかない6番という番号は元々、登録予定だった選手に変わって、急きょ小松が入ったため。「結果を出さなかったらスタメンから落ちるだろうなと感じていた瀬戸際の試合だった」(小松)サニックスカップの決勝戦では、チームを勝利に導く決勝点をマークし、MVPに輝いた。

 この試合でも貴重な先制点をマークしたが、本人からこぼれるのは喜びではなく、反省の言葉ばかり。「結果が出たのは良かったけど、内容は評価できない。やっぱり内容を突き詰めていかないと強い相手には勝てないし、もっとハードワークして、前からのプレスでボールを奪うくらいの気持ちでやらないと守備が締まらない。FWがどれだけ汗をかけるかが大事だと感じた」。

 目の前のターゲットとして捉えるのは間近に迫ったプレミアリーグの開幕戦だ。対峙するFC東京U-18は、中学までプレーした思い入れがあるクラブ。「絶対に負けたくない」古巣と対戦するためには、まずチーム内での競争に勝つ必要がある。開幕までにアピールの場は残りわずか。小松らしい泥臭いプレーで出番を掴み、得点を挙げながらも、課題である技術力の向上に励み、不動の座を狙う。

(取材・文 森田将義)

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