大分は5連勝ならず、MF松本怜の同点弾もドロー決着…横浜FCは4戦未勝利
ゲキサカ / 2018年4月15日 15時58分
[4.15 J2第9節 大分1-1横浜FC 大銀ド]
J2リーグは15日、第9節を行った。大分銀行ドームでは大分トリニータと横浜FCが対戦し、1-1で引き分けた。大分は連勝が『4』でストップも、6試合負けなし(4勝2分)。一方の横浜FCは4試合白星なし(3分1敗)となった。
試合は横浜FCが開始早々にチャンス。1分、右サイドに展開したMF野村直輝がそのままゴール前に走り込み、MF渡邊一仁のセンタリングからヘディングシュートを放つが、ゴール右に外れる。4連勝中の大分は13分、左サイドのMF星雄次が縦に仕掛けてグラウンダーのクロスを供給。FW林容平が体を張って後方に落とすと、FW馬場賢治が右足で狙うが、枠に飛ばすことができなかった。
スコアが動いたのは前半25分だった。横浜FCはMF中里崇宏がPA内で後方からDF福森直也に倒され、PKを獲得する。キッカーのFWイバが左足で蹴り込み、GK高木駿も反応したが、シュートの威力が勝り、ゴールに吸い込まれた。1点ビハインドの大分は41分、右サイドからMF松本怜がダイレクトクロス。ニアに走り込んだ林が頭で合わせるが、GK辻周吾の好セーブに阻まれた。
ハーフタイムで大分がMF姫野宥弥に代えてMF川西翔太、横浜FCはDF北爪健吾を下げてMFジョン・チュングンと、両クラブが1人ずつ入れ替えて後半に臨んだ。そして、大分は8分、馬場のパスを受けた星が左サイドからグラウンダーのクロスを送ると、ニアの味方には合わなかったが、PA右へフリーで走り込んだ松本が左足で突き刺し、1-1。試合を振り出しに戻した。
同点に追いつかれた横浜FCは後半14分、野村に代えてMF石井圭太を投入。23分、PA右でパスを受けたイバが左横へ送ると、後方から走り込んだMF佐藤謙介が右足を振り抜く。これが相手に当たってコースが変わったが、GK高木に掻き出され、勝ち越しゴールとはならなかった。
大分は後半21分にFW三平和司、33分にMF清本拓己を入れ、交代カードを使い切る。44分に左サイドでFKを獲得し、MF宮阪政樹が右足でクロスを上げるが、味方に合わずGK辻にキャッチされる。その後も互いにラストパスで精度を欠き、1-1のままタイムアップ。勝ち点1を分け合う結果となった。
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