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下位マインツが上位ライプツィヒを撃破…2点に絡んだ武藤、長谷部の“未来”を後押し…?

ゲキサカ / 2018年4月30日 0時41分

2点に絡む活躍を見せたマインツFW武藤嘉紀

 ブンデスリーガは29日、第32節3日目を行い、2試合を残すところとなった。FW武藤嘉紀所属のマインツはライプツィヒに3-0で勝利し、残留圏内の14位に浮上。この結果はMF長谷部誠が在籍するフランクフルトにとっても朗報となった。

 フランクフルトは28日、若手主体で臨んだバイエルンに1-4で敗れ、3連敗で5試合無勝利(1分4敗)となった。ニコ・コバチ監督のバイエルン行きが決まるなど、チームはどん底の状態。長谷部は前々節の一発退場の影響で、シーズン終了までの出場停止処分が下されており、チームメートを信じるのみとなっている。

 一時はUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)圏内の2位に入るなど、好調が続いていたフランクフルトだったが、順位はすでに7位にまで降下。当面の目標UEFAヨーロッパリーグ(EL)に出場できる6位以内進出となっている。

 バイエルン戦の敗北により、4位ホッフェンハイムとの勝ち点差は『6』となっており、すでに欧州CL出場は絶望的な状況。一方、EL圏内6位のライプツィヒは29日に第32節を残しており、ここで勝利されると勝ち点差が『4』に開き、残り2試合で追い越すのは難しくなりそうなところだった。

 だが、武藤が2得点に絡む大活躍を見せ、マインツが勝利したため、フランクフルトとライプツィヒとの勝ち点差は『1』のまま。ライプツィヒが一つでも勝ち点を落とせば、逆転の可能性が残っている。あとはフランクフルトが調子を取り戻すのみ。大黒柱の日本人リベロを欠く“イーグルス”だが、最後の意地に期待がかかる。
●ブンデスリーガ2017-18特集
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