[関東大会予選]神奈川4冠狙う東海大相模、関東予選を初制覇!! 変則0トップで三浦学苑を4発圧倒
ゲキサカ / 2018年5月7日 15時11分
[5.6 関東高校大会神奈川県予選決勝 東海大相模高4-0三浦学苑高 保土ヶ谷公園サッカー場]
関東高校サッカー大会神奈川県予選は6日、横浜市内の保土ヶ谷公園サッカー場で決勝戦を行った。創部初の関東大会出場を決めた東海大相模高と2年連続県予選制覇を狙う三浦学苑高が対戦。前後半に2点ずつを奪った東海大相模が4-0で勝利し、今季最初の県内タイトルを獲得した。
東海大相模は「勝負の年」として臨む新シーズン。全国出場経験は昨季総体の1度ながら、「関東大会予選と総体予選、K1リーグ(神奈川県1部)、選手権予選の県4冠。プリンスリーグ昇格。そして最後は埼玉スタジアムで2試合やって終わる」(有馬信二監督)という高い目標を掲げている。この日は、そんな算段が過大評価でないことを証明するような完勝劇だった。
試合の主導権は終始、東海大相模が握った。カギとなったのは5-1-4とも言える変則フォーメーション。とくに最前線のシステムはユニークで、両ウイングのFW女井寛司(3年)とFW森丈一郎(3年)が前に張り出す一方、中央のMF中山陸(3年)とFW{吉田浩太}}(3年)は引いた位置に立ち、偽のストライカーを置かない“ゼロトップ”のような仕組みだった。
スタートポジションは5バックと1-4のブロックで2つの『V』を描くような布陣。サイドへの大きな展開から、ウインガーで勝負をしかけるという狙いだ。すると前半11分、理想どおりの形からスコアが動く。中盤の中山が左に出し、女井が一気に縦へと突破。カットインから右に向かってパスを出すと、森のところでいったん詰まったが、折り返しを受けた吉田が力強いシュートで狙い、ゴール左上隅に突き刺した。
早々にリードを奪われた三浦学苑は前半15分、この日最初のチャンスをつくった。トップ下に入ったMF末次怜(3年)が細かいパス交換から前にしかけ、ゴール前で倒されてFKを獲得。東海大相模は7~8枚の壁を敷いてふさいだが、末次みずから蹴ったボールはゴール右下隅へ。だが、GK夏井隆太(3年)が片手でかき出し、かろうじて難を逃れた。
東海大相模は飲水タイム明けの前半30分、ゴール正面やや左からのFKを中山が狙ったが、これはゴールポストに直撃。大きなチャンスを逃したが、レベルの違う動きを見せていた背番号6はすぐに“二の矢”を繰り出す。直後の同31分、DF堀川侃太(3年)のパスをハーフライン付近で受けると、ボールを持ちだして右足を一閃。GKが飛び出していた無人のゴールに鋭く刺さり、50m級のロングシュートでリードが2点に広がった。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
[関東 ROOKIE LEAGUE]守備力強化を目指し、静岡から栃木の強豪へ。佐野日大の184cmレフティーDF川島鳳翔が地元で奮闘
ゲキサカ / 2024年4月24日 21時35分
-
[関東 ROOKIE LEAGUE]ボランチからコンバート。帝京三CB越智郁羽が左足からの好パス、守備でチームに貢献
ゲキサカ / 2024年4月24日 19時3分
-
[関東 ROOKIE LEAGUE]東海大相模MF藤間舜が開幕2試合で3アシスト。Aリーグ昇格へ、「ここから絶対負けない」
ゲキサカ / 2024年4月24日 18時10分
-
【高校野球】横浜清陵が初の春ベスト8 武相がY校下す 東海大相模・藤田が桐蔭を完封
カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年4月20日 21時40分
-
東海大新入部員に青森山田の高校選抜GK&選手権得点王FW米谷、昌平FW小田、鹿児島城西MF石内ら
ゲキサカ / 2024年4月5日 17時57分
ランキング
-
1【U-23】パリ五輪消滅の韓国 相手GKの〝挑発〟行為を非難「腰をフリフリ嘲笑した」
東スポWEB / 2024年4月26日 21時7分
-
2ド軍指揮官 次戦の敵地Bジェイズ戦で大谷は「歓待を受けるべき」FA騒動も「彼が何かしたわけでない」
スポニチアネックス / 2024年4月26日 5時22分
-
3大谷翔平は「クレイジーだ」 異次元数値連発も…ド軍4番が称賛する“真摯な取り組み“
Full-Count / 2024年4月26日 9時15分
-
4【阪神】岡田彰布 大敗でボヤキ連発…青柳晃洋には「インコースに簡単にストレートでいき過ぎよ」
東スポWEB / 2024年4月26日 23時35分
-
510大会連続ならず…パリ五輪消滅の韓国代表、サッカー協会が謝罪の声明「深い謝罪を申し上げまう」…A代表は監督不在、五輪世代も厳し結果に
超ワールドサッカー / 2024年4月26日 23時2分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください