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[MOM2514]藤枝東FW井上燎哉(3年)_流れ変える一撃!会心のパワーショットで同点ゴール

ゲキサカ / 2018年5月27日 9時2分

後半20分、藤枝東高FW井上燎哉が同点ゴール

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[5.26 総体静岡県予選準決勝 藤枝東高 2-1 浜松開誠館高 草薙陸上競技場]

 打った本人も「ミートしたんで来たなと思った」と振り返る会心の一撃。藤枝東高FW井上燎哉(3年)の弾丸ショットが試合の流れを変えた。

 0-1の後半20分、藤枝東は縦パスが後半開始から出場の井上の下に入る。手前でスルーしたMF松田春輝(3年)への落としを警戒した浜松開誠館高DFの裏をかく形でターンした井上は迷わずに左足一閃。「気持ちこもっていました」という強烈なシュートはクロスバーの下側を叩いて、そのままゴールネットを揺らした。

 東海大静岡翔洋高戦、清水東高戦でも交代出場でゴールを決めている井上はこれで3戦連発。毎日、全体練習後に30分間の居残りシュート練習を行っているというFWはその成果を発揮し、「決定力。大事な試合で獲っているなと思っている」という特長をピッチで表現している。

 そして、試合後には「途中出場で流れを変えるのが役目なので、しっかりと果たせて良かったです。自分はできればスタートで出たいんですけれども、現状結果を出して奪い取るしか無い。(結果が出ているので)そろそろ(先発でも)良いんじゃないか」と本音を口にし、報道陣を笑わせていた。

 小林公平監督は井上について「流れを変えてくれる。スタート、ベンチでもやれるという準備をしてくれている」と感謝。本人は運動量が課題で疲れによって質が落ちてしまうことを理解している。イングランド代表FWハリー・ケインの力強いプレーに憧れるという井上はその課題を改善しながら、結果を残し続けてより信頼されるストライカーになる。

 日本代表の主将を務める藤枝東OB・MF長谷部誠の存在は刺激になっているという。「(小林)監督の1個上の先輩で『ストイックで自分から率先して声を出したりしていた』という話を良く聞いている。そういうところを見習いたい」と語る井上が決勝戦でもゴールを決めて、11年ぶりの全国切符を勝ち取って、世界と戦う先輩にパワーを送る。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2018

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