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U-19代表候補、常連組中心の1試合目は好連係と気迫の動きも。安藤2発と滝ゴールで逆転勝ち

ゲキサカ / 2018年5月31日 6時34分

 投入されたばかりの滝が左中間から斜めにドリブルで切れ込んでPAへ侵入。激しい接触で一度転倒したものの、粘ってボールをキープする。そしてタイミング良く出されたヒールパスを受けた安藤が、角度のない位置から右足シュートを決めた。

 さらに35分、U-19代表候補は前線からプレッシャーをかけた安藤と佐々木の2トップが相手DFを挟み込む形でインターセプト。最後は安藤がGKとの1対1から右足チップキックで決めて逆転した。止まらないU-19代表候補は、38分にも喜田の素晴らしいスルーパスで抜け出した滝が右足シュートを沈めて3-1。2点差をつけて前半を折り返した。

 後半も幾度か高い位置でボールを奪うことに成功していたU-19代表候補はサイドを崩してクロスまで持ち込む。だが、ゴール前で強さと高さを示していたCB安藤ら大学選抜DF陣に跳ね返されてしまう。

 雨の中、ゲームは徐々にペースが落ち、谷、宮本、喜田、堀、安藤に代えてGK 若原智哉(京都)、左SB 杉山弾斗(千葉)、MF 平川怜(FC東京)、上月、原を投入した16分以降もゲームは落ち着いたまま。右CKから伊藤が左足を振り抜くシーンもあったが、4点目を奪うことはできず。逆に押し返されるシーンもあったが、大学選抜に決定的なシュートは打たせずに3-1で1試合目を終えた。

 U-19代表は今回の大阪合宿後、メンバーを再編成。W杯に出場する日本代表のトレーニングパートナーも兼ねてロシア遠征を行う予定だ。選手たちにはU-20W杯アジア最終予選のメンバー入りを狙うことと同様に、日本代表と間近で接して学ぶことができる貴重な機会を掴みたいという思いもあった。

 影山監督が「競争」「チーム力の向上」の2つを求めている今回の合宿。FW安藤が「既存の選手がまだまだ頑張っていかないといけない。(新しく)来た選手はまだまだ声も出ていないですし、俺たちがどんどん引っ張って、これまでいた選手が出せていない選手たちの分も引き出せるようにというのは練習から思っていること」と語っていたが、大量31人が招集されている競争で互いにもっと刺激し合って、個人・チームをレベルアップさせる。

(取材・文 吉田太郎)

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