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全国での躍進へ。昨年の悔しさバネに戦う帝京長岡が北越との攻め合い制す!:新潟

ゲキサカ / 2018年6月2日 20時28分

 帝京長岡は後半2分にゴール正面右寄りの位置から谷内田が右足FKを蹴り込む。鋭いボールがゴールを捉えたが、北越GK飯田千希(3年)の手を弾いてクロスバーをヒット。7分にも谷内田が縦へのドリブルで抜け出してアイディアあるシュートへ持ち込むが、2点目を奪うことができない。

 北越は後半、PAまでボールを運ぶシーンを増やし、5分には藤吉のパスを受けたエースFW小林心(3年)が左足シュート。15分には右クロスからファーサイドの小林が放ったヘッドが枠を捉えたが、帝京長岡GK土岡優晟(3年)に反応されてしまう。帝京長岡のプレッシングに苦しめられながらも、気迫のプレーを見せる高月中心に幾度か剥がしてシュートまで持ち込んでいた北越だが、CB小泉善人主将(3年)とCB長渡彗汰(3年)を中心とした帝京長岡DF陣はシュートコースをしっかりと消して得点を許さない。互いのゴール前の好守も光った戦いは帝京長岡が1-0で制した。

 小泉は「目標は県大会優勝ではなくてその先なので、自分たちが弱いということを自覚してやりたい」。昨年は全国での躍進を期待されながらも、夏冬ともに県予選敗退。選手たちはその教訓から引き締めて各試合に臨んでいる。「去年教えてくれたことを二度とやらないように。慢心と思い込みをしないという話はしています」と小泉が語り、吉田は「去年の悔しさをバネに1年間やってきた。去年の悔しさを晴らせるように明日の決勝もやっていきたい」と誓った。

 古沢徹監督が「一体感をもってやっている。今年は応援も3年生が自覚を持ってやってくれている」と語るように、3年生中心に一体感を持って挑戦する帝京長岡。「まだまだできる」印象のチームは昨年できなかった全国で勝負するために、あと1勝を全員で勝ち取る。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2018

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