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日本vsスイス 試合前日の西野朗監督会見要旨

ゲキサカ / 2018年6月8日 7時17分

――ポゼッションがポイントの一つだと思うが、スイスはガーナより格上だがポゼッションはどう考えているか。
「すべてがポゼッションサッカーを掲げているわけではない。今までやってきた縦に強い、速いという攻撃の中でのワードに対して、その意識は間違いない。サッカーの中でスピーディーに縦に入って行く。それは選手のスタイルなのか、それともチームのスタイルなのか。ただ、やはりその圧力は間違いなく必要。自分たちがボールを保持し、タイミングや状況もある中で狙っていくことを掲げている中で、それに対する選手たちの、やみくもにロングフィードをしたり、フリーランした中での縦ではなく、自分たちの状況をコントロールした上でそういうスタイルを出していきたいところでの守備の意識、それと攻撃に入る意識というところ。それがマッチしていけば、彼らに染みついている縦への意識は変わっていくと思う。ボール保持は大事だけど、スペイン対スイス戦のゲームを見ても、やはりスイスのオーガナイズされた守備やプレッシングは高いものがあるし、それを回避して、そういうプレスにもポゼッションを求めて入れるかというところを明日トライしたいし、かなりのプレッシング、我々の自エンドに対してもスイスのプレスは厳しい。スペインに対しても非常に有効にディフェンスのプレスは感じた。どれけそういうことを、自信を持ってポゼッションした上で入れるかは、アグレッシブにトライしたい」

――なぜ日本は強いと思われますか。
「強いと思われている。質問された方が思われているってことですか」
――W杯に連続して出場していたら、それだけの力がある。
「連続して日本代表チームはW杯、アジアの予選を勝ち抜いて出場していることが現実にあるし、アジアをけん引している日本サッカーなので、自信を持ってW杯に出場したいと思っている。ただ、チャレンジをしても、あるところで拒まれている歴史も認めないといけない。アジアで勝ち抜いたことが、W杯の中では十分には、その実力を発揮することができず、認めてもらえることもなかなか難しいという現実があるのも事実だと思う」。

――残り2試合コロンビア戦に向かうことにフォーカスする部分と、ポーランド戦にも参考になるイメージは?
「スイスとポーランドのチームスタイルは当然違うと感じているし、現時点ではポーランドに対するアプローチで明日を考えていることはない。チームスタイルが類似していることも多いと思うが、仮想ポーランドという位置づけで明日の試合に臨むことはない。チームとして、すべてはコロンビア戦に対する明日のゲーム、パラグアイのゲームという中で、どういう形でチームがベストな形で入れるかということを、この2試合、限られた日数の中で考えていきたい」

(取材・文 折戸岳彦)
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