「フットボールは単なるビジネスじゃない」 リーガ北米開催に“選手”から批判の声
ゲキサカ / 2018年8月23日 7時38分
リーガ・エスパニョーラを開催する『ラ・リーガ』が先日、一部のリーグ戦をアメリカ国内で史上初めて行うという方針を発表したことについて、選手たちから批判の声が出ているようだ。スペインメディア『アス』が報じている。
ラ・リーガは今月16日、リレバント・スポーツ社と15年契約を結び、アメリカやカナダへ活動を広げることを目的とした『ラ・リーガ・ノース・アメリカ』を設立。アカデミーや指導者交流、マーケティングの活性化を主目的とするが、公式戦を現地で行う計画も含まれているという。
その際、ラ・リーガのハビエル・テバス会長は「世界中でサッカーの情熱を育てることに注力している。この画期的な合意は、アメリカとカナダに素晴らしいリーグへの熱気を与えるものだ。リレバント社はインターナショナル・チャレンジ・カップでアメリカのスタジアムを満員にしていて、サッカーを成長させるという共有の使命がある」と述べていた。
だが、現場からは批判の声が伝わっている。22日、リーグのキャプテンらが集まった会議が開かれ、この件が議題にのぼった模様。その中にはレアル・マドリーDFセルヒオ・ラモス、バルセロナMFセルヒオ・ブスケツという国内外で活動する選手も含まれているが、選手会のデイビッド・アガンゾ会長が「選手たちは怒っている」と明かした。
「物事はもっと一貫した形で行うべきだ。フットボールは単なるビジネスではないし、決定は一方的に行われるべきではない」。リーグをそう糾弾したアガンゾ会長は「選手たちはそんな重要な決定が行われてしまったことに驚いているし、憤慨している。その決定に反対しているし、好ましく思っている人はいない。選手の代わりに僕は話す」とコメントしている。
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