ボランチの“ニュー遠藤航”が魅せた!盟友・南野の初ゴールをアシスト
ゲキサカ / 2018年9月12日 0時11分
[9.11 キリンチャレンジカップ 日本3-0コスタリカ 吹田S]
1点リードで迎えた後半21分だった。センターサークル内でセカンドボールを絡め取ったボランチのDF遠藤航(シントトロイデン)は、ドリブルからMF中島翔哉に預けてそのまま前方のスペースへ。PA内に進入して中島からリターンのスルーパスを受けると、さらにもう一つえぐって中央へ折り返した。これをMF南野拓実(ザルツブルク)が左足でシュート。南野の代表初ゴールで日本は2-0とリードを広げた。
「中盤をやるにあたって最近意識しているのは、ワンタッチで縦に入れるという良さを持ちながらも、少しボールを持ってタメをつくって展開していくようなプレー。両方の選択肢を持つようにしていて、今日のアシストのシーンはドリブルで運んでいきながら展開していくことができた。最後は(南野)拓実がうまく決めてくれた」
理路整然と振り返る表情に充実感が浮かぶ。ベルギーに移籍して1か月。これまで代表では右サイドバックでの出場が多かったが、「(所属チームで)ずっと中盤でやり続けているのが自分には大きい。そもそも1か月続けて中盤でやっているのが初めて。中盤でやれるという自信がメンタル的に大きくなっている」と目を輝かせた。
コスタリカ戦の前、「『遠藤、変わったな』と言われるくらいのプレーを見せたい」と話していたことを現実にしてみせた。アシストシーン以外でも攻撃に何度も絡み、バリエーションも多かった。
さらにうれしさを隠さない理由がもう一つある。主将を務めたリオデジャネイロ五輪代表トリオでゴールを生み出したことだ。遠藤が起点となり、中島がつなぎ、再び遠藤がチャンスを仕立て上げ、南野が決めた。
「オリンピックが終わったあと、こうやってA代表でまた会おうという話はみんなでしていた。実際にそうなってきたのはうれしい。でも他にもリオ組はいる。これからの代表はリオ組で引っ張っていくくらいの気持ちでやりたい」。新生・日本代表を引っ張る一人、“ニュー遠藤”が輝きを見せた。
(取材・文 矢内由美子)
●アジアカップ2019特設ページ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
日本代表パリ五輪メンバー18人予想 オーバーエイジはDF&ボランチに割け【前園真聖コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年5月9日 7時30分
-
[関西U-16 ~Groeien~]選手権での先輩たちの活躍を見て「ここに行きたいと思った」。神戸弘陵MF 小林晴喜は気迫の守備、攻撃でも存在感
ゲキサカ / 2024年5月1日 19時2分
-
[MOM4680]帝京長岡MF遠藤琉晟(3年)_新米ボランチが歩み始めた絶対的な選手への一本道。地元出身のダイナモが“後輩たち”の前でプレミア初ゴール!
ゲキサカ / 2024年4月30日 21時41分
-
[MOM4669]帝京MF吉田楽音(1年)_中学2年までサブも3年時に飛躍。伝統校対決で攻守に活躍
ゲキサカ / 2024年4月22日 13時47分
-
遠藤航、アンカー定着に隠された“努力” 秘かに励んだ語学学習が生む同僚との呼吸【現地発コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年4月21日 18時20分
ランキング
-
1レーバークーゼンが歴史的快挙!ドイツ1部史上初シーズン無敗優勝達成 クラブ初の“欧州3冠”へ弾み
スポニチアネックス / 2024年5月19日 0時28分
-
2宮田笙子、NHK杯13年ぶり3連覇で初五輪切符 岸里奈、岡村真、中村遥香が五輪代表決定
スポーツ報知 / 2024年5月18日 16時12分
-
3巨人・坂本勇人「いい感じで打てました」 “ミスター超え”187度目猛打賞
スポニチアネックス / 2024年5月18日 19時32分
-
4大谷翔平、メジャー8冠→5冠に後退 4の0で2試合ぶり無安打…リーグでは7冠
Full-Count / 2024年5月19日 12時38分
-
51014億円男・大谷翔平が生んだ“今季最高”の光景 米国でも話題沸騰「大金が支払われた理由」
THE ANSWER / 2024年5月18日 19時33分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください