「良いところを出せなかった」東京V藤本寛也、悔しさ胸にU-19アジア選手権へ
ゲキサカ / 2018年10月6日 20時20分
[10.6 J2第36節 東京V0-1甲府 味スタ]
アジアでの“決戦”を控えた最後のリーグ戦。東京ヴェルディのU-19日本代表FW藤本寛也は後半6分で途中交代となり、満足のいくパフォーマンスは発揮できなかった。「より多くの試合に出てチームを勝たせたい」。この悔しさはインドネシアで晴らすつもりだ。
19歳の藤本は甲府戦に右ウイングで先発。この試合が終わればAFC U-19アジア選手権に参加するU-19日本代表に合流予定となっており、長ければ約1か月間にわたってチームを離脱する。「モチベーションはいつもより高かった。ここでチームを抜けるので、良いパフォーマンスをして行けたらと思っていた」。
立ち上がりから右サイドでボールを受け、攻撃の起点としてプレー。「相手はラインが高めだし、ボールに来る守備なので、背後を見るように意識していた」。そんな言葉どおり、FWドウグラス・ヴィエイラとのコンビで相手を引き付け、MF渡辺皓太やFWアラン・ピニェイロの裏抜けを手助けしていた。
だが、相手が3-5-2にシステムを変更して以降、次第に主導権が相手に渡ってしまう。「持たれている部分はあったけど中を締めて守れば良いと思っていた」と焦りはなかったそうだが、「相手が自分たちの狙いを分かっていた」と吐露。そのまま後半6分にピッチを退いた。
「出場時間が短くて良いところを出せなかった」。そう唇をかんだ19歳の次なる舞台はアジアの決戦だ。インドネシアで行われるU-19選手権でベスト4に入れば、来年ポーランドで行われるU-20ワールドカップへの出場権が得られる。「まずは出場権獲得、その先はアジア優勝」と目標は明確だ。
出場するポジションは中盤中央を想定。「自分でたくさんボールを触って、テンポをつくって、起点になるパスが出せる場面が多くなるので得意なポジション」と輝くイメージはできている。「アジア予選とU-20W杯でアピールできれば、上の世代の代表にも入っていけると思う」。野心を隠さずにインドネシアに向かう。
(取材・文 竹内達也)★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
韓国が10大会ぶり五輪予選敗退の大波乱!! エース&監督が一発退場、激闘PK戦で“12人目”が止められる
ゲキサカ / 2024年4月26日 11時18分
-
数的不利のU-23中国戦。圧倒的存在感を見せた23歳の若き守護神・小久保玲央ブライアン【新しい景色へ導く期待の選手/vol.38】
超ワールドサッカー / 2024年4月17日 12時50分
-
星稜はトップ、2ndもプリンスリーグ北信越開幕2試合で勝ち点奪取。前線で奮闘のFW宮野聖也は、先発定着へ「チームのためになることを」
ゲキサカ / 2024年4月16日 23時40分
-
昨年6月以来の復帰戦で特長発揮。神村学園の注目FW金城蓮央は「13」の先輩たちに「負けないぐらいのプレーを」
ゲキサカ / 2024年4月16日 17時16分
-
“雑草”青森山田が自信に繋がる1勝!プレミアEAST開幕戦で市立船橋に2-0勝利!
ゲキサカ / 2024年4月6日 23時59分
ランキング
-
1【五輪最終予選】U-23日本代表、パリ切符王手!細谷が劇的V弾 開催国カタールと120分激闘
スポニチアネックス / 2024年4月26日 1時52分
-
2開催国カタール、敗戦後に「紳士の振る舞い」 地元サポが勝利の日本へ拍手で称賛「いい国だ」
FOOTBALL ZONE / 2024年4月26日 1時57分
-
3バイク事故の新日本プロレス・田口隆祐選手、「ドクターも驚きの回復力」報告も......痛々しい姿に心配&応援の声
J-CASTニュース / 2024年4月25日 20時24分
-
4《大谷翔平の伝記絵本》水原一平容疑者の姿が消失、出版社は「協議のうえ修正」 大谷はトラブル再発防止のため“側近再編”を検討中
NEWSポストセブン / 2024年4月26日 7時15分
-
5U-23日本が延長戦い勝利も「自分たちで少し難しくしてしまった」 指揮官の反省点は?
FOOTBALL ZONE / 2024年4月26日 2時5分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください