東京で「大成旋風」巻き起こす!1回戦屈指の好カードで伝統校・暁星撃破!
ゲキサカ / 2018年10月14日 23時10分
[10.13 選手権東京都Aブロック予選1回戦 暁星高 0-1 大成高 駒沢2]
13日、第97回全国高校サッカー選手権東京都Aブロック予選1回戦で暁星高と大成高が激突。1回戦屈指の好カードは大成が1-0で勝ち、2回戦へ駒を進めた。
三鷹市の私立高校・大成は近年、継続的に東京都の上位争いをする力を有し、DF阿部正紀(現岐阜)やDF楠本卓海(現山口)というJリーガーも輩出。一方で昨年度は優勝した実践学園高に0-1、一昨年度も優勝した駒澤大高に0-1で敗れるなど、トーナメントで善戦しながら惜敗している印象も強い。だが、帝京高OBの豊島裕介監督が「旋風を起こしたい」と語り、GK柴田憲伸主将(3年)も「今年、自分たちは全国に行けると思うので頑張っていきたい」と語る今年こそ、壁を越えることが目標。まずはその第一関門を突破した。
全国出場10回の伝統校・暁星との1回戦は互いに縦へ速い攻撃からゴールを狙い合う攻防戦となった。右のFW中塚剛佑(3年)の突破などダイナミックなサイド攻撃から左FW北本達拓(3年)が決定機を迎えるなど先制点を狙う暁星に対し、大成もシンプルに前線、サイドへボールを入れて対抗。そして、セットプレーを獲得すると、関東大会予選で國學院久我山高を直接FKで沈めている注目MF宮脇茂夫(2年)の左足キックなどからゴール前のシーンを増やす。
0-0で折り返した後半、大成は大きな展開だった前半からボールを握る時間を増加。そしてFW児島進之介(3年)やMF大石勇冴(2年)のドリブル、またワンツーなどから相手の守りを切り崩そうとする。「どんどん湧き出て運動量のところで上回るのがウチのスタイル」(豊島監督)という大成が持ち味を発揮したのに対し、暁星の選手は自陣でのファウルが増加。そして、徐々に試合の流れを引き寄せていた大成が後半22分に右CKから先制点を奪う。
「人間性も併せ持っている。誰よりも仕事をするし、誰よりも練習する」(豊島監督)という宮脇が、中央へ狙い続けたプレースキックをファーへ変更。中央の布石を打ち続けたことが功を奏したか、大きく曲がってファーサイドへ到達したボールにタイミング良く跳躍した183cmCB佐藤イライジャ(2年)が、高打点ヘッドでゴールを破った。
好守を続けていた暁星GK小熊崚介(3年)を破る待望の先制点。それでも、暁星は後半に存在感のある動きを見せていた1年生ゲームメーカー・MF影山秀人が、ボールに多く絡みながら反撃する。そして、中塚の仕掛けやMF窪田大輝(3年)のミドルシュートで同点を狙う。一方の大成も大石がカットインからクロスバー直撃の右足シュートを放つなど2点目のチャンスを作った。
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