「触った」「いや、触ってない」…“疑惑のゴール”も小川航基がU-21代表初得点!!
ゲキサカ / 2018年11月20日 3時58分
[11.14 ドバイカップ第1戦 U-21日本2-2ウズベキスタン]
この年代のエースと呼ばれてきた男に、ついに初ゴールが生まれた。“疑惑のゴール”後、PKのチャンスでキッカーを務めたU-21日本代表FW小川航基(磐田)は、右足から放ったシュートがネットを揺らしたことを確認すると、小さくガッツポーズをした。
最前線に入った小川にチャンスが巡ってきたのは、1点のリードを許して迎えた前半17分だった。右サイドからDF藤谷壮(神戸)が送ったクロスがゴールマウスへと向かってくる。ゴール前に飛び込んだ小川は「触ったんですけどね。触りましたよ(笑)」と試合後に振り返り、藤谷が「得点直後に『(小川が)多分触っていない…』と言っていたので譲ってもらいたい」と明かしていたが、小川が触れたと判断されたボールはゴールネットを揺らして試合を振り出しに戻した。このゴールが小川にとって、U-21代表初ゴールとなった。
前半29分には再びウズベキスタンにリードを奪われたものの、同45分に再び小川に好機が訪れる。PA内の藤谷が相手選手のファウルを誘ってPKを獲得。すぐさまボールを拾った小川がペナルティースポットへと向かうと、右足のシュートできっちりとゴールを陥れて同点ゴールを記録した。
「自分的には満足できないような得点数だったので。もっともっと取りたかったし、もっともっとやれると思う。残り2試合あるのでしっかりやっていきたい」
代表のユニフォームを着て試合に出れば点を取る――。絶大な信頼を寄せられていた小川だったが、昨年5月のU-20W杯グループリーグ第2戦南アフリカ戦で負傷。検査を受けた結果、左前十字靭帯断裂および左ヒザ半月板損傷と診断されると、その後クラブから全治6か月であることが発表された。
約10か月後に公式戦復帰を果たし、今年5月のトゥーロン国際大会では森保一監督が率いるU-21代表に初招集。「コンディション的にも難しいところがあって苦労した」と本領を発揮するには至らなかったものの、現在は「コツコツと試合を重ねて、コンディション的なところも自信がある」と胸を張る。今大会の残り2試合でもネットを揺らし、アピールを成功させたいところだ。
(取材・文 折戸岳彦)▼ドバイカップU-23特集ページ
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