鹿島がセルジーニョの芸術ボレーで2連勝! イニエスタ途中出場の神戸はアクシデントも響き公式戦7連敗
ゲキサカ / 2019年5月12日 18時13分
[5.12 J1第11節 神戸0-1鹿島 ノエスタ]
J1第11節が12日に行われ、8位鹿島アントラーズは敵地で13位ヴィッセル神戸に1-0で勝利した。前半17分にFWセルジーニョが決めた芸術ボレー弾が決勝ゴール。守っても2試合連続の完封で2連勝を飾った。
神戸は4-2-3-1の布陣。元鹿島のDF西大伍が警告の累積で出場停止となり、右サイドバックにはセンターバックが本職のDF大崎玲央が入った。トップ下は2試合連続スタメンのMF三田啓貴で、1トップにはFWダビド・ビジャ。前日11日に35歳の誕生日を迎えたMFアンドレス・イニエスタはベンチスタートとなり、FWルーカス・ポドルスキは3試合連続でメンバー外となった。
対する鹿島は、負傷明けのDFチョン・スンヒョンがスタメンとして開幕戦以来の出場。4-4-2のセンターバックを務め、2トップにはFW土居聖真とセルジーニョが並んだ。
鹿島は後方からショートパスをつなぐ神戸に前からプレッシャーをかけ、サイドを起点に攻撃を展開。前半17分に左サイドハーフのMF白崎凌兵が右足で裏へ浮き球のロングパスを送ると、セルジーニョがDF三原雅俊の背後を取ってPA内中央に走り込み、右足で合わせる。これがループシュート気味にゴール左へ吸い込まれ、先制点を奪取。セルジーニョは今季リーグ戦初ゴールとなった。
1点のビハインドを負った神戸は前半40分にアクシデント。FW古橋亨梧がロングボールに走り込んだ直後に左足を押さえて倒れ込み、タンカで運び出される。そのままプレー続行不可能となり、同43分にMF安井拓也が代わってピッチへ。今季リーグ戦初出場の安井は古橋のいた右サイドハーフを担った。
畳み掛けたい鹿島は前半アディショナルタイム1分、DF永木亮太の右CKからMF三竿健斗がクロスバー直撃のヘディングシュートを放ち、ゴール前で混戦となるが、最後はGKキム・スンギュがセーブ。1-0で前半を終えた。
後半も攻撃の手を緩めずにゴールへ迫った鹿島。劣勢が続く神戸は後半23分に最後の交代カードを切り、MFセルジ・サンペールを下げてイニエスタを投入する。しかし、最後まで相手ゴールをこじ開けられず、0-1で終了のホイッスル。リーグ戦6連敗を喫し、公式戦では7連敗となった。
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