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[関東]負の連鎖断ち切れず…PK失敗など散々流経大「たぶんどこか勘違いしている」悪夢7連敗、最下位で中断へ

ゲキサカ / 2019年6月3日 19時28分

流経大が初の7連敗と苦戦が続いている

[6.1 関東大学リーグ第8節 早稲田大2-1流通経済大 AGFフィールド]

 12校で戦うようになった2005年からの現行制度以降、1部リーグを戦い続けているのは、流通経済大と明治大の2校のみだ。だが今季、Jリーガーも多数輩出している実力校・流経大が厳しい戦いを強いられている。

 前節、早稲田大が勝利したことで、唯一開幕からの未勝利チームとなった流経大は、今節はその早大と対戦。だが常に追いかける展開を強いられると、前半10分にリターンパスを受けたMF山口大輝(4年=西武台高)が同点弾を流し込むが、再び勝ち越しを許したあとの同23分にFW満田誠(2年=広島ユース)が自ら獲得したPKを蹴るも、左に蹴ったシュートはクロスバーに嫌われた。

 山口は「失点なしで行こうと言っているんですが…。2失点、3失点とすると勝つのは難しくなる。あと一歩というか、あとちょっとのところが甘くて、負けてしまっている」と唇を噛む。「自分たちは弱い。たぶんどこか勘違いしていて、俺らはまだやれると思っている。それを一度振り払って、がむしゃらにやっていかないとダメだと思います」。

 中野雄二監督も「大きなミスを繰り返しているから負けて当たり前」と手厳しい。特に主将DF本村武揚(4年=流通経済大柏高)、DF野々村鷹人(3年=綾羽高)という主力選手の名前をあえて出して不甲斐なさを強調すると、「今までの歴史は先輩たちが作ってきたもの。今の選手はそれを真摯に受け止めていない。運がないとか、退場者が出たとか、PKを外したからとかそんな風に思っているうちはダメ。システムとか戦術の問題でもない」と語気を強める。

 リーグ戦は今節で約2か月の中断期間に入る。その間に総理大臣杯予選のアミノバイタル杯が行われ、さらに流経大は天皇杯2回戦で浦和レッズと対戦することになる。「救いはここでリーグ戦が中断すること」と話した中野監督は、「来週からはトーナメント戦。いい気分転換にしたい」と自らの気を静めるように諭した。

(取材・文 児玉幸洋)●第93回関東大学L特集

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