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炎上呼んだ大分の「ケツ出せ」体操。仕掛け人に直撃! クラブも認めた『誤解』とは…?

ゲキサカ / 2019年6月24日 17時34分

 またこんなに運営側に無視されない炎上って珍しいと思うんですよ。だいたいの炎上は運営側から無視されて鎮火していくじゃないですか。私がプロデュースするものって炎上するものが結構多いんですが、私は無視しないで一個一個拾っていきますし、そこには次の企画のタネがあると思います。なのでご意見は頂戴したいと思っています」。

―そうしたブランディング手法に対してですが、サッカークラブでは「もっと格好良く、クールなやり方のほうが良いのでは」という見解もありそうです。
「クールなブランディングはすでにチケットを買える人たち向けですよね。ただ、こっちのやり方は知らない人に振り向かせるための、ある意味『洗脳』の世界です。お子さんがいるお母さま方からも意見をいただきますが、たしかに『うんちうんち』言ってる曲を自分の子どもが聞いて喜んでいたらうちも嫌やわって思います。それはよくわかります。

 たとえば少年漫画の『コロコロコミック』とか、大人になって読んでみたらもうお腹いっぱい…って感じですよね。ずっと『うんこ』と『ちんこ』ばっかり。でも、今でこそそう思う方も小さい頃から『コロコロ』のインパクトは残っていると思うんですね。だから、そういうやり方をやっていきたいと思っています」。

―つまり、少年が大人になった後、あれダサかったねーって意見になっても良いということですね。
「そうですそうです!『あの時アホなことやりよったね…』でいいんです。いまコロコロコミックを読んでみてください。あれを喜んで読んでいたような子も、大人になったいまは『全ページ読めない……』ってなるかもしれませんが、それでいいんです」。

―そうした企画なのであれば、あらかじめ『問題作』的な扱いでブランディングしておいたほうが理解も得やすかったような気がします。選手たちも含めて。真面目に新曲PRをしていましたが、たとえば公式マスコットのニータンが「この歌詞、大丈夫かな〜〜〜」と焦っているような、ゆるいノリのほうが前向きな話題になりそうだと思いました。
「まさに最初は大分のメディアさんに紹介したのですが、意外にもめちゃめちゃ真面目に取り扱ってくれたんですよ。一番食いついてくれたNHKさんは『お子さんが喜びそうなワードが入ってますね』って優しく言ってくれたりして(笑)。だから、みんなすごく期待してくれたみたいなんですよ。子どもが喜ぶかわいい歌なんじゃないかなって。私はその時『いや、それは違うんやけどな…』って(苦笑)」。

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