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炎上呼んだ大分の「ケツ出せ」体操。仕掛け人に直撃! クラブも認めた『誤解』とは…?

ゲキサカ / 2019年6月24日 17時34分

「ほんと浅田飴さん、九州乳業さんと比べられることが多いんですよね。ただ、扱っている商品が違うので、同列に並べることは難しいです。トリニータの浅田飴が外で売られているわけじゃないので。実際、外で売れて初めて成功だと思うんですよね。スタジアムの中で売れてもね……。まあ、そこはJリーグの規約もあって難しいようです。

 ただ今回のCDに関しては、Jリーグの手続きを踏まずに一般流通できるんです。だからサポーターに一緒になって盛り上げて欲しいのに、そこの息が合わない。公式声明もトリニータとすり合わせて出しているのに、それすらも読んでいないんじゃないかという。『本当にみんなクラブに興味を持っているの?』と思います。

 長い目で見れば、いま応援するクラブがあればいいというわけじゃないと思うんです。自分たちがいなくなった後もうまく回ってほしいという気持ちが愛だと思うんですが、欲しい時だけすごく『欲しい欲しい』と言う。自分たちのクラブは20年、30年と続いていくんだよ?と思うんですが、なかなか伝わらなくて悩んでいます」。

―今後はそうしたサポーターに納得してもらえる方向を目指すのか、それともあくまでも外の人たちをターゲットとしていくのか、どちらをお考えですか?
「ちょうど今は分岐点に来ていると思っています。出すものは出しましたし、なかなか『にわかファン』じゃダメみたいなんですよ。『いつからファンなの?』って言われてしまうと……。このCDもスポンサー料と制作費を払うと、3万枚売らないとペイしないので、一企業としてやる価値があるかを考えないといけません。

 ただ、こうした企画をやり始めてから、大分トリニータというフットボールクラブも変わり始めていると思います。自分たちがリリースしたものでここまで賛否があるものは初めてだと思いますし、そういうところのトライはもう少しサポートさせていただきたいという思いがあります。

 あとはお子さま向けのアプローチですね。ただ、それにはサポーターの協力が必要なんです。それがなかなか得られない。もし『トリニータイソウ』を聞いて子どもが行きたいと言っても、サポーターから『昭和電工ドームで流すな』と言われているわけで、結局それだとサポーターは増えないんですね。なかなか難しいと思うこともあります」

―サポーターに理解してもらうための施策などはありますか?
「なるべく問い合わせが来たものに対して、返答することは続けています」

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