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西野朗氏がタイ代表監督に就任へ…東京五輪を目指すU-23代表も兼任

ゲキサカ / 2019年7月3日 22時43分

タイ代表監督に就任した西野朗氏

 タイサッカー協会は1日、元日本代表監督の西野朗氏(64)がタイ代表監督に就任することを発表した。東京五輪を目指すU-23タイ代表監督も兼任するという。

 西野氏は監督として1996年のアトランタ五輪で日本を28年ぶりの本大会出場に導き、ブラジルを破る『マイアミの奇跡』を演出した。その後は柏レイソル、ガンバ大阪、ヴィッセル神戸、名古屋グランパスで監督を歴任。2016年3月に日本サッカー協会の技術委員長に就任し、日本代表を裏側から支えていた。

 2018年4月には、バヒド・ハリルホジッチ監督の後任として日本代表監督に就任すると、同年6月に行われたロシアワールドカップで日本をベスト16に導き、大会終了後に辞任。以降はフリーの状況だった。

 最新FIFAランキング116位のタイは、2017年4月からミロバン・ライェバツ監督が指揮を執っていたが、今年1月にアジアカップの大会中に解任。以降はシリサク・ヨディヤードタイ氏が暫定監督を務めていた。

 タイはワールドカップアジア2次予選に出場(ポット3)。森保一監督が率いる日本代表(ポット1)、FW本田圭佑が実質的な監督を務めるカンボジア代表(ポット5)、5月に吉田達磨氏が監督就任したシンガポール代表(ポット5)と対戦する可能性がある。
●東京オリンピック(東京五輪)特集ページ

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