『SEVENDAYS FOOTBALLDAY』:ミラクル・アゲイン(駿台学園高)
ゲキサカ / 2019年8月30日 19時41分
「自分たちで決めた目標が『去年の先輩たちを超える』ってことなので、それに向けて西が丘には立ちたいですね。行ける所まで行きたいです」(高橋)「目標は西が丘にもう一度立つことなので、自分たちらしくやれたらなと思いますし、ひたむきに練習していこうと思います」(三瓶)「悔いなく終わりたいですね。またみんなで西が丘のピッチに立って、今年は勝って決勝まで行きたいです」(中村)。意識せざるを得ない去年のチームの背中がようやく見えてきた。遥か遠くに思えたその残像は、手の届きそうな距離で揺らめいている。
悩んで、迷って。認めて、見据えて。
2度も崖っぷちから生還し、真夏のセンシュケンを潜り抜けた駿台学園高。彼らがここから挑むのは、先輩たちの“影”を颯爽と飛び越えていくための戦いでもある。
■執筆者紹介:
土屋雅史
「(株)ジェイ・スポーツに勤務。群馬県立高崎高3年時にはインターハイで全国ベスト8に入り、大会優秀選手に選出。著書に「メッシはマラドーナを超えられるか」(亘崇詞氏との共著・中公新書ラクレ)。」
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SEVENDAYS FOOTBALLDAY by 土屋雅史
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