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eスポーツチームのGMに元日本代表・山田卓也氏が就任! 設立3年で急成長「Blue United eFC」が目指す先とは

ゲキサカ / 2021年12月15日 19時0分

Blue United Corporation代表の中村武彦氏(左)とGMに就任した山田卓也氏

 Blue United Corporationのeスポーツチーム「Blue United eFC」は15日、ゼネラルマネージャー(GM)に元サッカー日本代表の山田卓也氏(47)が就任したことを発表した。山田氏は現役時代にヴェルディ川崎を始めとしたJリーグ4クラブや、アメリカでもプレーし、日本代表も経験。2017年に現役を引退し、その後はスポーツメーカーでスポーツマーケティングフットボールマネージャーとして活躍した。現在はフリーランスで日米に関わるスポーツ教育や人材育成を念頭に活動。サッカーゲーム「FIFA」で世界相手に戦う日本屈指のeスポーツチームに、大きな戦力が加わった形になる。

 2018年11月の設立からたった3年間で「Blue United eFC」は大きく飛躍した。所属選手のつぁくととアグのコンビで、2020年の「EA SPORTS FIFA 20 Summer Cup Series Asia」、21年2月の「FIFAe Club World Cup 2021 Zone 2 (East Asia)」を制覇。EA SPORTS FIFA シリーズの公式大会におけるアジア王者として君臨した。アグは2020年から2年連続でサッカーe日本代表にも選出されている。

 スポーツマネジメントで培ったノウハウをもとに、eスポーツビジネスに展開して早3年。今回GMに山田氏を迎え、「Blue United eFC」はさらなる発展を目指している。ゲキサカでは、Blue United Corporation代表の中村武彦氏とGMに就任した山田氏にインタビュー。チームの3年間の軌跡や山田氏就任の経緯、そして新たな局面を迎えるeスポーツチームの今後を聞いた。

飛躍の「Blue United eFC」、その軌跡とは
──設立から3年が経ちました。まず、なぜeスポーツチームを設立されたのでしょうか。
中村氏「2017年からeスポーツには注目をしていました。Blue United自体が、ヨーロッパとアメリカのスポーツビジネスを日本とつなげる橋渡しをするような会社であるため、諸外国の動きをモニタリングしている中で、eスポーツが次に登場するのだな、という認識は持っていました」

「とはいえ日本ではまだ新しく、聞き慣れないもの。まずは手探りでヒアリングやリサーチを始めたのが2017年。最初は選手のマネージメントに関わるところから第一歩を踏み出しました。それをやっていく中で、eクラブW杯に出場するためにはチームが必要ということがわかり、ではチームを作るしかないと。本業でスポーツビジネスには15年弱携わっていたので、基本的な知識はあった。それで2018年にプロのチームを立ち上げました」

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