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【独占】「無理」の声を努力で覆してきたCBチェイス・アンリがドイツ挑戦。「やっぱりサッカーで返すしか無い」

ゲキサカ / 2022年4月8日 19時0分

高校サッカーの“怪物”CBチェイス・アンリがシュツットガルトで新たな挑戦をスタートする。

“怪物”CBは、高校時代のように努力で「無理だ」の声を覆す――。今年3月に尚志高(福島)を卒業したDFチェイス・アンリが、同7月1日からドイツのシュツットガルトへ加入することが決定(当初はU-21チームで活動予定)。04年生まれの18歳は今年、日本代表のトレーニングパートーナーを務め、U-21日本代表へ“飛び級”で選出された逸材CBだ。

 中学1年時から本格的にサッカーを始めたアンリは、才能を見込まれて強豪・尚志へ進学。本人も認める通り、当時は同級生の中でも“下手”でチームに迷惑をかけることも多かったという。中学時代含めて、何度も聞いてきた「(アイツは)無理だ」という言葉。落ち込むことも多かったが、人一倍努力を続けてきたアンリはチームや家族、関係者のサポートもあり、周囲を見返す形で年代別日本代表、高校ナンバー1のCBへ駆け上がった。そして、ブンデスリーガの強豪から評価を獲得。海外挑戦を決断したアンリに、ゲキサカは単独インタビューで高校時代やこれからのことについて聞いた。

―進路をシュツットガルトに決めました。魅力に感じているところを教えて下さい。
「育成が良くて、自分が課題にしているビルドアップについては専門のテクニカルコーチがいて参考になったし、良いなと思いました。1タッチや細かいところを色々と教えてくれました」

―昨年、練習参加した際は、ここに行くかなという感じだった?
「あの時は、マジどうしようとなっていました。まだJリーグか、海外か迷っていました」

―決断したのは?
「いつだ? 選手権あとだったかもしれないです」

―日本人も活躍しているクラブへ行く。
「遠藤航さんや伊藤洋輝さんとかいるし、練習内容もめっちゃ良い。みんな、普通に上手いです。推進力がエグいです。日本人はパスでシンプルにやるじゃないですか。でも、シュツットガルトはDFも身体とかで前に向かう。オレは好きだなと思いました」

―進路をJリーグではなく、海外にしようと思った理由は?
「自分からしたら、日本のプロの選手はみんな上手いです。そこでしっかり出れないと試合勘とかなくなったりするかもしれない。しかも、CBってベテランの選手がやることが多くて、出場機会は簡単に取れないじゃないですか。ちょっと言い訳みたいになってしまうけれど、それに勝たなければいけないとなっちゃうと思うと、さすがに自分、今のままじゃ、日本のパスのスタイルの中では絶対に出れないと思いました。それだったら海外で、セカンドチームもあるし、自分早生まれなのでU-18もあるし、そういうところから試合に出たいので選びました」

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