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【独占】「無理」の声を努力で覆してきたCBチェイス・アンリがドイツ挑戦。「やっぱりサッカーで返すしか無い」

ゲキサカ / 2022年4月8日 19時0分

―当時からプロになろうと思っていた。
「目標あった方が良いと。中2の途中からかな。今思うと、結構思っていたかもしれないです。『プロになりたいな』とノリみたいな」

―本格的にサッカーを始めたのは中学1年から。
「アメリカでサッカーとかバスケとか色々やっていて。アメリカでワールドカップをテレビで見て、初めてメッシ知って、中1の夏に日本に来て、1か月くらいしてから(横須賀市立)長沢中学校のサッカー部に入りました。あの時、バカみたいにドリブルばかりしていましたね。中1でFW。で、逃げたんですよFWから。下手すぎて。守ろうって。でも、中学校の時、顧問にも言ったんですよ、電話とかで『プロになりたい』って。そこからトレセンとか入って、オレの中学校の先生、凄い人なんですよ。藤井先生って今、県選抜の監督とかしている。あの人のお陰。練習めっちゃ怒られていましたね。鳥かごでフリックとかしていたら、『そんなんじゃプロになれねぇよ』って。自分、中2から(プロなんて)『無理、無理』って言われていたんですよ。でも、自分で言うのもなんなんですけれども、多分上手くなっていて、中3の最後言われなくなった。尚志がベスト4行ったんで、『オマエ、めっちゃ強いところに行くやん』って言われて、変わるもんだなと」

―上手くなっていることに周りも気づいていた。
「高1の時も(新谷)一真かな、オレ何回も強引なプレーとかしていて、でも、一真めっちゃ上手くて1年でトップに上がって、一人だけ違うなと思っていました。でも、アイツに言われたんですよ、『オマエ、絶対に化けるやん』って。卒業式で『予想通りやん』って言われました」

―努力でみんなから認められるようになった。尚志の卒業式では色々なエールをもらった。
「卒業式でみんなオレに長文とか書いてくれて。『高1の時にオマエ何回もやらかしていて、オマエ何やっているんだと思っていたけれど、結局オマエは努力してここまで来たし』、とか言われて嬉しいなと。やっぱりサッカーで返すしか無いですね」

―ドイツで、『アイツ上手くなったね』と言われるように。
「今、尚志の1年生の時みたいです。やるしかないです。マジでやるしかないです」

―ヤングサッカーフェスティバルでのプレーを見て、静岡選抜を見に来ていた人たちが「アンリ!アンリ!」って言っていた。見る人を感動させている。
「力になりまね。ずっと悩んでいたんですけれども、そういう感じで言ってもらえて、あのお陰でアシストできたんじゃないかと。あのお陰で力になりました」

―シュツットガルトからステップアップを目指していく。
「最終的にプレミアでやりたいですね。肉弾戦が好きなので、面白そうだなと思います」

―イングランドはタックル一発で決まる勝負も。
「一発ですし、凄いし、一発で決めるのであれは面白いなと」

―数的不利でもCBが止めれば良い、という世界。
「止めれば、良い。ファン・ダイクとかマジでエグいです。展開も速いし、一歩一歩進んで行きたいです」

―これからが楽しみ。
「楽しみですね。早くやりたいです。早く練習したいですね」

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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