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ユース取材ライター陣が推薦する「インターハイ注目の11傑」vol.2

ゲキサカ / 2022年7月22日 9時29分

土屋氏が注目するDF矢端虎聖(関東一高3年)

 令和4年度全国高校総体(インターハイ)「躍動の青い力 四国総体 2022」男子サッカー競技が24日に開幕する。ゲキサカでは「インターハイ注目の11傑」と題し、ユース年代を主に取材するライター陣に選手権注目の11選手を紹介してもらいます。第2回は(株)ジェイ・スポーツで『Foot!』ディレクターやJリーグ中継プロデューサーを歴任し、現在はフリーランスとして東京都中心にユース年代のチーム、選手を取材、そしてゲキサカコラム『SEVENDAYS FOOTBALLDAY』も連載中の土屋雅史氏による11名です。

 土屋氏「今年は徳島で開催される夏の祭典、インターハイ!今から楽しみ過ぎるこの大会で、是非注目してほしい11人をピックアップしました。今回も設けている選考基準は 「1チーム1名」と「過去に11傑ではご紹介したことのない選手」です。インターハイは真夏の暑さとともに、大人になってから仲間と楽しく振り返ることのできる一生の思い出になるはず!どのチームも徳島で素敵な時間を過ごしてくれることを願っています」

以下、土屋氏が推薦する11名
GK上林真斗(昌平高3年)
例年以上に守備力に定評のある昌平ディフェンスを、DF津久井佳祐(3年)とDF石川穂高(2年)のCBコンビとともに支える絶対的な守護神だ。FC LAVIDA時代にはU-15日本代表にも選ばれていたものの、高校入学後はなかなか出場機会を得られない日々が続く中、「自分の与えられている立場で頑張ろうという想いで」県リーグで研鑽を積み、新チームからレギュラーを獲得。試合の前日にはプロ入りを果たした1つ上の先輩、西村遥己(アルビレックス新潟)のプレー集を見て、「いいイメージで試合に向かう」ルーティンを欠かさない。得意だというパントキックは、そのままチャンスに直結する高精度の武器。「西村くんみたいなセービングももっと向上させて、『最後にアイツがいれば大丈夫だ』と思ってもらえるようなキーパーになりたいです」とさらなる成長を期す。

DF桑原航太(帝京長岡高3年)
プロ注目のMF廣井蘭人(3年)やGK佐藤安悟(3年)同様に、新潟の強豪で1年時からレギュラーポジションを掴んできたクレバーな守備者は、3年生になってキャプテンに就任。「まだ全然自覚が足りないです」とは本人だが、最後方からチームメイトを鼓舞する姿は闘将そのもの。基本的にはCBを託されながらも、守備的なポジションであればどこでも水準以上でこなせるこの男の安定感が、そのままチームが誇る守備の安定感に直結している。もともとは東京ヴェルディジュニアユース出身であり、今大会には当時のチームメイトも複数人が出場。「日大藤沢の森重(陽介)も、帝京の押川(優希)も伊藤聡太もそうですけど、みんなそれぞれの場所で頑張っているので、自分も負けてられないなというのはあります」と全国での“再会”を楽しみにしている。

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