アルゼンチンU-20W杯メンバー発表 冨樫剛一監督会見要旨
ゲキサカ / 2023年5月8日 20時57分
──21日の初戦から10日前までには現地入りしたいと言っていた。理想に近いスケジュールにはなったのか。
「アルゼンチンまで時差がある中で、1時間の時差を解消するのに1日必要といわれている。そういう計算の中で、10日前に入れればという話をさせてもらった。それは選手たちのコンディション、怪我も怖いので、そこまでに行ければいいなと。ただリーグもあり、本当に協力をしてもらわないと実現できないことだった。たくさんの方が関わり、協力していただき、いろんな話し合いを見た上で、U-20日本代表に協力してくれる。私にとってはベストなタイミングだと思うし、非常に感謝している。向こうに着いて、15日にトレーニングマッチも入る。そこからまたコンディションを整えて、第1戦まで時間がある。選手たちと一緒に、しっかりとそういうものも心に感謝を込めて、初戦からしっかり戦えれば」
──15日に非公開でU-20アルゼンチン代表と対戦する。
「昨年の5月に行ったフランス遠征で、彼らにものすごくいろいろな気づきを与えていただいた。それが南米予選で負けてしまって、非常に残念だったが、彼らが開催国枠で復活した。そのチームでトレーニングマッチでやろうと言ってもらえたということは、彼らもゲームで日本に対して何かを感じてくれたのかなと。彼らはもちろん予選を敗退している中で復活してきている。開催国のチームとトレーニングマッチをするということは、よりそのトレーニングマッチで強度も含めて、しっかりと出してくれると思う。私たちにとってはひさしぶりの海外。そして移動も含めた中で、アルゼンチン戦をまずしっかりとした強度で戦えるか」
──グループリーグ初戦のU-20セネガル代表の印象はどうか。
「初戦のセネガルはアフリカNo.1。個の戦いになってしまうと、ものすごくレベルの高いチームといま認識している。私たちがどういう戦いをしていくのか、選手たちとしっかり共有して、なるべく自分たちの土俵に引き入れるような戦い方ができればいいと考えている」
──第2戦のU-20コロンビア代表の印象はどうか。
「コロンビアに関しても、5月のフランス遠征で実際に戦っている。そして私たちはゲームに負けている。そういう部分でいっても、印象は強いチームであり、実際に力もあるチーム。特にカウンターのところでは鋭さがある。前線の選手たちの個のクオリティは非常に高い。日本のその雰囲気の中でゲームを進めていったら、たぶん一発でやられてしまう。選手たちもコロンビアに対しては、そういう印象を持っている。だから、緩みがないようなゲームができるかなと考えている」
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