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日本代表北中米W杯アジア2次予選メンバー発表、 森保一監督会見要旨

ゲキサカ / 2023年12月7日 17時3分

─過密日程の中で怪我をするリスクも高まるが、そのことをどう考えているか。たとえば過密日程にない選手でミャンマー戦を戦い、シリア戦で欧州組を呼ぶという選択肢はあったのか。
「一言で言うとあった。いろんな選択肢を考えた中でチーム編成を考えた。この一戦目は一つのチームで戦う、2戦目はサウジアラビアでシリア戦に向けてチーム編成をすることも考えた。国内組だけの編成、海外組だけの編成もいろんなことを考えた上で今回の編成を決断した。怪我のリスクは皆さんも心配されていると思うが、我々も心配している。誰も怪我をさせたくないし、選手には少しでも良いコンディションで戦ってもらいたいと考えている。ただ、それと同時にこれまでの日本代表を考えても、厳しい中でタフに戦い続けるから成長できているという部分もある。怪我のリスクはもちろん最大限に考慮した上で選手起用をしたい。起用して、休ませるというのは招集してからでも考えられる。考えた上で試合に向けてのメンバーを決めていきたい」

─ベストメンバーに近い招集だが、2次予選に出場した経験のある選手はそれほど多くない。予選を戦っていくことによってどのようなものが得られるか。
「どんな対戦相手と戦っても成果と課題はあることと、どんな相手でも我々の成長につながる戦いはできるということ。これから我々が目標とする戦い、場所に向けて、一戦一戦、いろんなことを試すこともやっていくし、いろんな経験をできて、そこを共有することで『あの時はこうだったよね、ああだったよね、だから今回はこうしよう』ということができる。いろんな国に行った時、いろんな対戦相手と対戦した時に、より多くの選手がそれらを共有できていることは、何が起きても乗り越えていけるという普段通りの力を出していける対応能力を持っていけることにつながるし、チームとしての結束力につながっていくかなと思っている。そこが大きな目的になる。皆さんも心配されていたように、怪我のリスクはいろんなところであると思うし、普段もサッカーをやる上では格闘技と言える球技だと思うので、いろんなところに怪我のリスクはある。できるだけ疲労による怪我がないようにと言うのと、コンディションが悪い中で無理やりプレーさせてしまうことによる怪我はないようにという点はできるだけ気をつけていきたい。皆さんが2次予選というものをどう捉えられているかわからないが、2次予選はそんなに甘くない。前回のカタールW杯予選のホームではミャンマーに10-0で大勝したと思うが、アウェーのミャンマー戦は2点しか入っていない。それも簡単にすぐに点が入って試合をコントロールできたという状態ではなく、非常にグラウンドが悪い中、勝っていかないといけない、点を取らないといけないという、実は非常に難しい戦いをし、実は僅差で勝ってきていた。以前の歴史の中で言うとザッケローニさんの時ですかね。(日本にとって最初のステージの3次予選で)2敗していることもある。前回は全勝することができたが、そんな簡単ではない。今回の2次予選のシリア、DPRコリア(北朝鮮)、ミャンマーと最終予選で戦ってもおかしくない相手がいる中、我々が油断なく、スキなく、しっかり勝っていけるようにという心構えを忘れてはいけないを忘れてはいけない」

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