1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

[東京都CY U-17選手権]「幸せの連鎖」の先にあるのは戻るべき場所と進むべきステージ。東京Vユースは三菱養和ユースを“ウノゼロ”で撃破して東京制覇!

ゲキサカ / 2024年3月12日 21時23分

東京ヴェルディユースはウノゼロ勝利で東京制覇!

[2.23 東京都CY U-17選手権決勝 東京Vユース 1-0 三菱養和SCユース 味の素フィールド西が丘]

 去年と同様に獲得した“一冠目”を今後に繋げていくためには、これで満足しているわけにはいかない。自分たちには戻るべき場所と、進むべきステージがある。その両方を追い求めて、また明日からランドで切磋琢磨する日々が待っているのだ。

「選手たちもトップチームがJ1に上がった部分には影響を受けていて、そういう彼らを少しでもトップチームに上げていきたいですし、ここで育った僕自身もJ1で戦ってくれることは凄く嬉しいので、何とか自分たちもユースで頑張って、一番上のカテゴリーに辿り着きたいですね」(東京ヴェルディユース・薮田光教監督)。

 重ねたトレーニングの成果を発揮して、堂々の連覇達成。新チームが腕試しの機会として鎬を削る、東京都クラブユースサッカーU-17選手権大会。昨年と同じカードとなった東京ヴェルディユースと三菱養和SCユースの決勝は、前半23分にキャプテンのDF坂巻悠月(2年)が奪った1点を堅い守備で守り切った東京Vユースが勝利。西が丘の雨空に歓喜の歌声を響かせた。


「前半の立ち上がりは良かったと思うんですけどね」と今季から5年ぶりに指揮官へと復帰した増子亘彦監督が話したように、序盤は三菱養和ユースが積極性を打ち出す。前半6分にMF大橋慧斗(2年)の左CKにDF後閑己槙(2年)が合わせたヘディングは枠を外れ、直後にMF高木大和(2年)が積極的に狙ったミドルは、東京VユースのGK山崎琉聖(1年)が何とかキャッチしたものの、続けてフィニッシュまで取り切る。

 それでも先にチャンスを成果に結び付けたのは緑の若武者。23分。左サイドで獲得したCK。MF仲山獅恩(1年)が蹴り込んだキックがこぼれると、いち早く反応した坂巻が左足ボレーで叩いたボールはゴールネットへ吸い込まれる。「反応は速くできて、うまく決められたかなって。あまり点を獲る選手ではないので、メチャクチャ嬉しかったです」と笑ったキャプテンの先制弾。東京Vユースがスコアを動かす。

 これでペースを引き寄せた東京Vユースは、相次いでチャンスを創出。34分にはU-17ワールドカップにも出場したMF川村楽人(2年)が高い位置でボールを奪い切り、そのまま打ち切ったシュートは三菱養和ユースのGK長谷川宗大(1年)がファインセーブで回避。41分にも仲山が、44分にもFW半場朔人(2年)が惜しいシュートを放つと、45+1分にも決定機。FW土屋光(2年)、MF今井健人(1年)と繋いだボールを半場が枠へ収めると、ここも長谷川が好守で凌いだものの、攻勢を強めた東京Vユースが1点のアドバンテージを握って、最初の45分間は終了した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください