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[東京都CY U-17選手権]トップチームの基準を知る佐藤由紀彦新監督が挑むのは「勝負にこだわる姿勢」と「サッカーを楽しむ姿勢」の両立。FC東京U-18が町田ユースとの打ち合いを5-3で制す!

ゲキサカ / 2024年2月25日 18時17分

FC東京U-18が5-3で打ち合いを制す!

[2.23 東京都CY U-17選手権3位決定戦 町田ユース 3-5 FC東京U-18 味の素フィールド西が丘]

 青赤を担い得る才能の未来は、確かな基準を知る情熱の指揮官に託された。激しい競争のある日常を勝ち抜いた者だけが、トップチームへと繋がる道を歩んでいくことができると信じているからこそ、やはり勝負にこだわらせたいし、楽しくサッカーと向き合わせたい。

「トップチームが今年もピーター・クラモフスキー監督なので、自分には昇格するための基準と、去年の俵積田(晃太)みたいに試合に出る基準というのは少なからず理解しやすい環境にありますし、僕らはあそこに何人を送り込んで、何人に試合に出てもらうかが1つの使命でもあるので、あるいはチームビルディング以上の優先順位をそこに持っていきたいなという想いはあります。あとは勝ち負けというのも自分が非常に好きな部分でもあるので、その2つへ同時に寄っていく感じになるのかなと」(FC東京U-18・佐藤由紀彦監督)。

 8点が乱れ飛ぶ打ち合いを制したのは、チャレンジを貫き続ける積極的なスタンス。小雪舞う西が丘で行われた東京都クラブユースサッカーU-17選手権大会の3位決定戦。お互いに攻撃力を存分に発揮したFC町田ゼルビアユースとFC東京U-18の一戦は、5-3でFC東京U-18が勝ち切っている。


 最初の決定機は前半15分のFC東京U-18。右サイドバックのDF金子俊輔(2年)が斜めに送ったパスを起点に、MF浅田琉偉(2年)が右へ振り分けると、MF菅原悠太(1年)のクロスにFW山口太陽(2年)が合わせたヘディングは、町田ユースのGK末永幹人(1年)がファインセーブで凌いだものの、ゴールへと向かう姿勢を惜しいチャンスに滲ませる。

 スコアが動いたのは27分。MF永浦煌士(2年)の縦パスをギャップでうまく受けた浅田が左サイドへ送ったボールを、MF高橋裕哉(1年)は縦に運びながら、GKの位置を見定めて柔らかいシュートを選択。軌道はゴール右スミへ吸い込まれる。「絶妙な感じで自分でも良いパスだったなと思います」と笑った浅田のアシストから、1年生アタッカーが挙げた先制ゴール。FC東京U-18が1点をリードした。

「『FC東京さんを受け入れるよりは、自分たちで仕掛けに行こう』というところで、チャレンジしてくれた部分はあるんだけど、やっぱりFC東京さんのスピードやパワーに、2メートルや3メートル下がってしまうとか、奪った後にボールが前に進まないとか、前半は思うような感じではなかったですね」と中山貴夫監督が話した町田ユースは、それでもMF関大翔(1年)、MF池田太久人(2年)、MF武田翔琉(1年)の中盤トライアングルを中心に、きっちりボールを動かし続ける中で、41分にセットプレーからビッグチャンス。

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