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「もっともっと凄い選手になりたい」。ゲキサカ読者が選ぶ選手権MVPは青森山田の10番MF芝田玲!

ゲキサカ / 2024年2月26日 21時10分

―自分のパフォーマンスをどう評価している?
「こういうMVPなんかに選ばれるような、違いを見せれたとは全然思ってないですけど。それこそ、チームのために戦うっていう部分では、チームが勝ったっていうのは全てですし、これでチームが負けて、自分のプレーもっていうのだったら納得いかないような大会になってましたけど、まずは青森山田が優勝できたんで、自分のプレーもそこには少しは貢献できたと思うので、悪くはなかったんじゃないかなと思います」

―日本一を目指して青森へ行き、それを実現することができた。
「今シーズンを通して、勝てて嬉しかったっていう思いよりかは、やっぱり負けて悔しいっていう思いが(強い)。勝つことが当たり前じゃないですけど、青森山田ってやっぱりそういうチームだと思うんで、勝ってなんぼのチームだと思いますし、そういうチームにまたこうやって2つタイトルをもたらして、青森山田っていうチームに名を残す代にもなったと思いますし、自分だけじゃなくて、みんながそういう学年になれて、本当に嬉しいなと思います」

―選手権、特に印象に残っている試合はある?
「全試合印象に残ってますけど、PK戦の2試合なんかも凄いドキドキのゲームでしたけど、やっぱり昌平戦が自分にとっては凄く大きいものだったかなと思います。昌平高校の下部組織(FC LAVIDA)にいた経歴もありますし、その中で、国立をかけて旧友たちと試合ができたっていうところも本当に感慨深いものでしたし、嬉しかったですし、そこでゴールだったり、アシストだったり、結果も残せたんで、あの試合は自分の中で特別な試合だなと思います」

―昌平戦(4-0)は特に自分が結果を残すという意欲も表現したゲームだった。
「後期のプレミアリーグでも引き分け(2-2)。負けに近いようなゲームをしてしまったりしていて、その反省も活かしながら、ほんとに立ち上がりから素晴らしいゲームができたんじゃないかなって思っています」

―改めて、青森での挑戦の日々はどのようなものでしたか?
「もちろん、山田に行ったから成功するなんて保証は全くなかった中で、自分や家族が思い切って決断したことを正解に変えたっていうのは自分だけじゃないですけど、自分の努力っていうのはあったと思うので。山田に行って、自分自身を高めたことは本当に自分の人生において正解だったなと思います」

―もちろん、良かったことばかりでなく、苦しかった時期も。
「たくさん。もちろん、1年時なんかはトップチームに絡めなかったり。本当に強くて、凄い先輩方が試合に出ていたので、そういう人たちにやっぱり憧れもありながらレベルの差っていうのを痛感したような1年目でした。2年目であれば、試合に出場しながらも、やっぱり勝てないっていうような試合がたくさんあって、タイトルも取れずに自分自身にももちろん責任はありましたし、そういう色んな経験を3年目でぶつけることができて。インターハイは優勝できなかったですけど、3冠という目標を掲げながら、一つは落としてしまいましたけど、その後も凄くチームが引き締まった状態で残り2つを取れたっていうことで、『終わり良ければ全て良し』ではないですけど、今はやっぱり青森山田に楽しかったというか、嬉しい思い出しかないですね」

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