1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

昌平で入学直後から先発、代表でアジアも経験。大怪我を乗り越えて来た昌平DF上原悠都は課題と向き合い、1年後の選手権で輝く

ゲキサカ / 2024年3月22日 17時44分

「感覚戻ってきたなって思った時に……」と上原は悔しがるが、2月下旬に復帰。「(3年生のシーズンは)始まったら一瞬ってみんな言っている。徐々にって思ってたらもう終わっちゃうんで」とピッチを上げてコンディション、プレーの質を向上させようとしている。

「自分の長所は守備だと思っていて、その長所を伸ばしていくのは大事だけど、弱点が自分の中で結構大きいと思っていて。攻撃参加とか、ビルドアップだったり、ボールの扱いとかが多分、他の人より劣っていて、そういう面を一般的なくらいにしないと、これから続けてく中で、やっぱどっかで消えちゃうと思う」

 上原は「守備がなかったら自分何が残るの、ってなっちゃうと思っている」というほど守備へのこだわりを持っている。約9か月間の離脱直後もシュートを打たせない、抜かせないというところを意識しながら守っていた。

 一方で、本人も、村松明人ヘッドコーチらコーチ陣も、攻撃面の成長の兆しが見えていたタイミングでの長期離脱を残念がっていた。だが、後悔するよりも、目の前の一日一日を大事に。現在、膝の怪我は問題ないという。まだ質の部分での不安、焦りもあるが、上原自身、楽しみにしている部分もあるようだ。

「プレミア(リーグ)もほぼ初めてなので、自分がどれくらいプレーできるのかとか、どういう相手といっぱいできるのか楽しみだし、そこで自分の守備力とか見せて、大学とかに見つけてもらえればいいし、自分にも自信がつけば。(24年は)チームも勝って3冠取れれば良いけれど。選手権には絶対に出たいと思います。1年の時も直前で怪我していて、復帰明けの選手権で、それも不完全燃焼、全然ダメだった。100%で選手権を戦いたいです」。課題と向き合いながら一年間を過ごし、必ず選手権で輝く。

(取材・文 吉田太郎)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください