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[J-VILLAGE CUP U-18]FW柚木創(流経大柏) 「自覚を持ってやっていかないといけない」。U-17日本高校選抜は最終戦での1勝を目指す

ゲキサカ / 2024年3月18日 9時18分

U-17日本高校選抜FW柚木創(流通経済大柏高/2年)がミドルシュートを狙う

[3.17 J-VILLAGE CUP U-18 U-17日本高校選抜 1-3 川崎F U-18 Jヴィレッジ全天候型練習場]

「選抜としての自覚を持って、全国から集められた人として3連勝っていうところは目指してやってましたけど……。即席のチームで上手くコミュニケーションだったり、連係っていうのは取れない中でも勝ち切らなきゃいけないっていうのはありましたけど、3連敗は悔しいです」。U-17日本高校選抜は鹿島ユース戦(0-1)、大宮U18戦(1-2)に続き、三度競り負けて3連敗。FW柚木創(流通経済大柏高/2年)は攻撃の中心として奮闘したが、逆転負けを悔しがった。

 この日、柚木はFW久保原心優(市立船橋高/2年)と前線でコンビを組んだ。選考合宿から好連係を見せていた2人が攻撃の軸に。久保原が前線で良く収めたことにより、柚木もボールに触れる回数を増やしていた。そして崩しのパスやシュートにチャレンジ。だが、相手のマークが厳しくなった後半に失速し、チームを勝利へ導くことができなかった。

 U-17日本代表歴を持つ柚木は「他の高校選抜の選手たちよりは、(代表チームの)慣れっていう部分はあったと思うんで、自分から色々なことを発信していければなっていうのは思っていました」と振り返る。

 過去2試合、チームはゴール前までボールを運ぶことはできていたという。だが、決定力を欠き、セットプレーからの失点が続いた。結果の出ない中、選手同士でもミーティング。「セットプレーでの失点が多かったんで、そこの改善とか、やっぱり決め切るところは決め切ろうっていうところを話していました」(MF宮地陸翔、京都橘高/2年)。富居徹雄監督(旭川実高)からもゴール前のアイディアと決め切る部分を求められて迎えた川崎F U-18戦では、宮地が先制点を決めたものの、逆転負けし、3連敗となった。

 柚木は「チームとして勝ち切るっていうところを、もう少し明日(最終戦)は自覚を持ってやっていかないといけない」と指摘。対戦相手が全てJクラブユースの強豪チームとは言え、未勝利のまま終わる訳にはいかない。

 各選手にとってU-17日本高校選抜は、アピールの場でもある。柚木は「選ばれただけで満足せずに、誰よりも違いを見せて、アピールできたら。(高校選抜でも、流経大柏でも)得点の感覚だったり、ターン、チャンスメイクっていうところは武器にしてるところなんで、それを表現できたらなと思います」。再び年代別日本代表入りすることも目標だ。

 U-17日本高校選抜はJ-VILLAGE CUP U-18最終日に清水ユースと対戦。柚木は「選抜として 1勝もできないっていうのは情けない結果だと思うんで、チーム全体として、“死にものぐるい”で勝ちを狙っていきたい」。全力で戦い抜いて意地を見せる。

(取材・文 吉田太郎)

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