好調ゆえに招集難航“パリ五輪世代”海外組の実情…初ゴール決めたデュッセルドルフ内野貴史「どうなるかまだわからない」

「正直、自分もいま100%その次の活動に参加できるということは言われていない。チームの怪我人の状況などを見ながら、ギリギリまで待たせてほしいとチームから言われている。どうなるかまだわからない。(クラブと代表)どっちにいても大事な局面なので、自分のパフォーマンスを落とさないように準備していけたらいい」

　大岩監督体制の初期メンバーでもあり、主力としてチームを支えてきた存在だ。発足時は遠かったパリ五輪もあと4か月に迫り、最終予選は1か月を切っている。「初めのころも意識はしていたが、現実味があるわけではなかった。次の最終予選が本番みたいな気持ち。それでオリンピックに行けるか決まる。今回でチームを完成させる状況に入っていると思うので、チームとして高め合わないといけない」。揺れる気持ちを整え、上がった舞台で戦う覚悟を見せていた。

(取材・文　石川祐介)
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