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[MOM4652]尚志FW長坂隼汰(2年)_2発。小柄なアタッカーが尚志の攻撃の中心に

ゲキサカ / 2024年3月19日 7時45分

後半11分、尚志高FW長坂隼汰(2年=セントラル豊橋FC出身)がこの日2得点目を喜ぶ

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[3.17 J-VILLAGE CUP U-18 尚志高 5-1 履正社高 Jヴィレッジ全天候型練習場]

 FW長坂隼汰(2年=セントラル豊橋FC出身)が2ゴールの活躍。尚志高(福島)に第6回 J-VILLAGE CUP U-18初白星をもたらした。

 先制された直後の前半19分、こぼれ球を頭で押し込み、同点ゴール。さらに後半11分には、相手のミスパスを狙い、右足ダイレクトでシュートを放つ。「GKが前出てたのも何となく見てます」というFWの一撃は、GKの頭上を越えてゴールネットへ吸い込まれた。

「見て欲しいところは、自分はボール持った時ですね。ボール持った時のアイディアです。ドリブルとか、スルーパスとか、相手の逆を取るところとか見て欲しいです」。身長160cm台前半と小柄なFWはリオネル・メッシのボールの持ち方、身体の使い方を参考に、相手に触れられないこと、一瞬で置き去りにすることを意識してプレー。そして、スキルの高さを発揮し、尚志の攻撃の中心になっている。

 優勝した東北高校新人大会(1月)でも巧みにボールを引き出し、そこからの鋭いドリブルとパスで攻撃を加速させていた。「自分、トップ下に入って、攻撃の中心になることや守備もしっかりチームに貢献するところは自分の役割かなと思っています」。この日は「ちょっとパスをずらしてたシーンが多かった」と反省。それでも、攻守で機動力を発揮し、勝利に貢献した。

 仲村浩二監督は東北新人大会の際に「彼はあのサイズで、あそこで出れるんだから、僕らはもう評価高くて。だから、(セカンドチームが出場した)プリンス(リーグ東北)でも、結構得点取ってくれてると思うんです。テクニックはあるんで」と評価。そして、「どうしてもフィジカル的になった時に通用しないのかって言われちゃうので、彼の成長がちょっとうかがえればいいなと思います」と期待していた。

 今年の目標について、長坂は「去年、3年生たちがプレミアリーグっていう舞台を残してくれてるんで、プレミア、インハイ、選手権で3冠できるようにチームとしてやっていきたい。一瞬の隙でもやられるっていうのは、選手権とかでも感じたんで、一戦必勝でやっていけたら良い。(個人としては)決定力や体作りのところを徹底してやって、自分の武器も消さずに、磨き続けられたら良い」と力を込めた。よりレベルの上がった戦いでも活躍できるように、本人も貪欲に成長を目指していく。

(取材・文 吉田太郎)

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