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[船橋招待]186cmCB岡部タリクカナイ颯斗が堅守・市船の象徴「5番」に。因縁の相手とのプレミア開幕戦で「リベンジ」「勝って、勢い乗れるように」

ゲキサカ / 2024年4月2日 23時10分

堅守・市立船橋高の象徴「5番」を背負う186cmCB岡部タリクカナイ颯斗(新3年=柏レイソルU-15出身)

 第29回船橋招待U-18サッカー大会が29日、千葉県内で開幕した。名門・市立船橋高(千葉)は1月の全国高校選手権で3位。船橋招待大会では大会運営の中心の役割を果たしながら、4月開幕のプレミアリーグEASTへ向けた準備を進めている。大会初日は熊本ユースと東京Vユースに連敗。だが、GKギマラエス・ニコラス主将(新3年)とFW久保原心優(新3年)がU-17日本高校選抜の活動から復帰し、怪我による離脱組も戻ってきて戦闘態勢が整いつつある。

 注目の186cmCB岡部タリクカナイ颯斗(新3年=柏レイソルU-15出身)も復帰。熊本ユース戦は後半から、東京Vユース戦は先発フル出場した。元々ボランチで、FWとしてもプレーしてきたが、今冬の選手権はCBとしてプレーし、貴重なゴールを決めるなど健闘。新チームでは、伝統校の守りの要が背負ってきた「5番」の後継者に指名されている。

 186cmの高さは攻守両面で重要。また、水準以上のスピードを備えるDFはこの日、まだ万全ではなかったものの、出足の鋭い守備でボールを3度4度と奪い取っていた。加えて、ビルドアップの中心となり、正確なサイドチェンジも披露している。選手権準決勝の青森山田高戦はPK戦で“公式戦初”の失敗をして敗戦。4月6日には、その因縁の相手とプレミアリーグEAST開幕戦を戦う。リベンジへ意欲を燃やす岡部が、新シーズンへの意気込みなどを語った。

―まずは、東京Vユース戦(0-1)の感想を教えて下さい。
「自分たち、やりたい攻撃をみんなで共有してやろうとはできていたけれど、ゴール前まで行けるけど、その後の手数っていうか、方法がまだ少ないなっていうのは感じています。逆にヴェルディは、僕らがボールを持っていても、奪ってからカウンターとか、1回のチャンスで決められるんで、まだ差があるのかなと思いました。後半は全体的にヴェルディのやりたいことをさせてしまっていたというか。ボールを持たされてる感じで、奪われて、カウンターでピンチっていうのもあって。やっぱり、後ろが僕中心となって、もっと守んなきゃいけなかったし、その中でチャンスもあったんで、ああいう少ないチャンスを決めないと、プレミアとか勝てないなって思いました」

―その中で、自分のパフォーマンスはどう評価している?
「復帰して、まだあまり時間が経ってなくて、体力面とかはまだ全然上がりきってないんで、ここからプレミアまでに100パーセントの状態に上げていかないといけない。キックのところは戻ってきたけど、まだ守備の感覚も、キックも、100パーセントではないんで。(サイドチェンジも)ああいうのはもっと、ほんとはバンバン行くはずなんですけど、この船橋招待を通して、どんどん上げていかないといけないと思います」

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