U-23日本代表はパリ五輪決定済みのマリに逆転負け…平河悠の開始2分弾も3失点で屈す
ゲキサカ / 2024年4月1日 7時4分
[3.22 国際親善試合 U-23日本 1-3 U-23マリ サンガS]
パリオリンピックを目指すU-23日本代表は22日に国際親善試合を行い、U-23マリ代表に1-3で敗戦。前半2分にMF平河悠の代表初ゴールで先制するが、前半34分の失点で追いつかれる。後半8分には逆転ゴールを決められ、終了間際にはダメ押しの3失点目。2024年の初戦は黒星となった。
パリ五輪出場を目指すU-23日本代表が、すでに出場を決めているマリと対戦した。布陣は4-3-3で、GKは野澤大志ブランドン(FC東京)、4バックは左からバングーナガンデ佳史扶(FC東京)、DF西尾隆矢、DF高井幸大、DF半田陸。アンカーにMF川崎颯太、左インサイドハーフがFW植中朝日、右インサイドハーフがMF山本理仁。前線3人は左から平河、FW藤尾翔太、MF山田楓喜となった。
序盤から日本が先制点を手にした。前半2分に右サイドでFKを獲得し、山田が左足で蹴り込む。PA手前で植中が頭で逸らせ、PA左の平河がボールを収めきる。切り返しから右足シュートを放つと、ボールはゴール右ポストに当たりながらゴールラインを割り、平河の代表初ゴールで早々に先制点を奪った。
だが、先制から3分後にはピンチの場面。高井が右サイドで体勢を崩しながらパスを出すと、最終ラインで受けた西尾もクリアしきれず。MFママドゥ・サンギャレにカウンターを許し、シュートを打たれるが、惜しくもポストに当たって難を逃れた。
日本はサイドを使った攻勢が緩み始め、守勢に回り始める。GK野澤の好セーブに救われる場面もあったが、前半34分に失点。川崎のパスミスをMFティエモコ・ディアラに奪われると、PA右から折り返される。川崎がサンギャレのマークにつくが、シュートを決められて1-1と追いつかれた。
日本は前半を1-1のまま折り返すと、ハーフタイムで2枚替え。植中と山田を下げ、FW細谷真大とFW染野唯月が入る。藤尾が右サイドに移動し、細谷が1トップでプレー。中盤は山本がアンカーに、川崎が右インサイドハーフに移動し、染野が左インサイドハーフに入った。
後半4分、日本は選手交代の効果が出る。前線で細谷がボールを奪い、前目の位置に移動した川崎が左サイドにパス。平河がカットインから敵陣に入り込むがシュートは打ち切れず。だが、流れるような攻撃でマリのゴールを脅かした。
だが、次のゴールを挙げたのはマリ。後半7分、右CKの流れから一度は日本にクリアされるが、右サイドからパスをつなぎ、サンギャレがPA手前から左足でミドルを放つ。無回転気味のボールはGK野澤に収まり切らずゴール前にこぼれると、最後はDFママドゥ・トゥンカラが押し込み、2-1と試合をひっくり返した。
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