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J2群馬、ハラスメント報道の調査結果を報告「当該発言部分のみ意図的に編集された」告発スタッフの取材実施自体も否定

ゲキサカ / 2024年4月1日 10時41分

群馬が調査結果を報告

 ザスパ群馬は1日、一部報道のあったトップチーム内のハラスメント行為について、クラブ内での調査結果を報告した。

 群馬をめぐっては2月29日、トップチーム内でハラスメント行為があったという報道があった。同日にクラブは「いかなる理由があってもハラスメントは絶対に許されない行為」としつつ、ハラスメント行為が確認できなかったことを伝えながら調査を進めることを伝えていた。

 今回の発表で、群馬は改めて「選手・スタッフへのヒアリングでパワーハラスメントとされるような行為は確認出来ませんでした」と伝えた上で、報道された内容以外のハラスメント行為や言動の訴えもなかったと明らかにした。

 また、一部メディアへ情報提供をしたとするスタッフに事実関係を確認したところ「パワーハラスメントをされた認識はない」とした上で「報道された一部メディアからの取材自体を受けておらず、写真も撮影されていない」と伝えられたという。さらに報じられた大槻毅監督の発言について映像を確認した結果、「前後のやりとりが切り取られ、当該発言部分のみ意図的に編集されたものである事がわかりました」と伝え、発言を受けたスタッフからも「ハラスメントではない」との事実を確認したと伝えている。

 一連の騒動に対し、群馬は「本件はトレーニング時の映像をはじめ、クラブ内の機密情報が何者かによって盗み出され、メディア等外部に拡散されている可能性もあるため、顧問弁護士や警察にも相談し、行為者の特定を進めるとともに、クラブとして再度情報管理の徹底に努めます」と今後の対応を伝えた。また、被害を受けたとされるスタッフがハラスメント被害を否定しているものの大槻監督の発言は誤解を招く不適切なものだったとし、厳重注意を行ったことを明らかにしている。
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