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U-23日本代表 U23アジア杯メンバー発表 大岩剛監督会見要旨

ゲキサカ / 2024年4月4日 18時9分

──アジア大会や、鹿島時代もタイトルを逃した経験をしている。その経験を踏まえて何が足りなかったから勝てなかったかという整理をしているか。監督自身に変化はあるか。
「監督をやりながら立場を変えながらいろんな経験を積んできているつもり。現場の指導や采配をいろいろと勉強したり、経験を積んできたつもりでいる。経験をこの大会に合わせてやっていきたいと思う」

──今回の選考でいろんな悩みのポイントはあったと思われる。人数制限の中でFC東京から3人という悩みもあったと思うが、どう考えていたか。
「人数制限などの悩みは選手を選ぶということにおいては起こりうること。その上で23人を選んだ。各クラブ、ひとつのクラブだけでなく、同じような条件のもとで選手を派遣してくれる状況。どこのクラブを優先するしないではなく、われわれはお願いベースなのでコミュニケーションを取ったうえで、各クラブに協力していただいて選手を選んでいただいた認識でいる。このメンバーで戦い抜けるという気持ちでいるので、感謝とともに責任を果たす気持ちで大会に向かいたい」

山本「昨年9月にJリーグ、各クラブと強化部会、技術委員会、しっかりと全体にバランスを取って、皆さんに協力いただかないと、A代表のように大陸チャンピオンを決める大会であればIWで拘束できるが、叶わないのが五輪種目が男子サッカーの育成年代の大会である難しさがあり、現場の監督、コーチングスタッフに負担をかけているのは間違いない。自由に選手を選べないので。そのなかで落ち着いていい準備をして、昨日も深夜まで悩んでいた。外さないといけない選手も出てくる中、何が正解かわからない中、いい準備をしてきてここに辿り着いたと思う。監督が自分の力を信じて挑んでくれれば、必ずいい結果がついてくると期待している。全クラブが合意に基づいていい対応をしてくれた。感謝しかない。この力をカタールに持っていって、みんなの力を結集したいと思う」

──3月の会見では危機感しかないと言っていた。どのようなプレッシャーを感じているのか。
「厳しい戦いになるのは間違いない。危機感というワードが正しいかはわからないが、しっかり準備していろんなものを想定して、われわれの強みを発揮して、しっかりひとつずつ戦うという気持ちしかない。そこをブラさず揺るがさず、チームをグループとしてひとつにして戦っていきたい気持ちでいる」

山本「危機感という言葉にいろんなインパクトがあったようだが、この世代はU-20の世界大会がコロナの影響で中止になった。育成年代から経験と成長と自信、選手たちを成長してお預けする形になっていたが、この世代だけがU-20の世界大会もなく、2023年のU-20W杯がグループリーグ敗退に終わった。過去の積み上げてきた経験、成長、自信が経験不足ということで、足りない世代になっている。経験がうまく積み上げられなかったことを指して危機感と申し上げた。また4月に環境や気候も含め、前例のない予選を行わないといけないということで簡単ではない予選だと思っている」

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