日本とも対戦…東京五輪出場の南アフリカMF、ガソリンスタンドで銃撃されて死去

DFルーク・フルール

　2021年東京オリンピックにU-24南アフリカ代表として出場したDFルーク・フルール(24)が死去した。英『BBC』や米『E! News』が伝えており、フルールは銃撃事件に巻き込まれたという。

　フルールは今月3日夜、ヨハネスブルグ郊外のハニーデューにあるガソリンスタンドで給油を待っている際に事件に遭遇。2人組の強盗に車から降りるように指示された後、上半身に1回銃撃を受けた。犯人の1人はそのままフルールの車でいまだ逃走中。フルールは病院に搬送されたが、死亡が確認された。

　3月に24歳になったフルールは、昨年10月に南アフリカの人気クラブであるカイザー・チーフスと2年契約を結んだばかりだった。クラブはSNSで「私たちの思いと祈りは、困難なときを迎えた彼の家族と友人とともにある。彼の魂が安らかに眠れますように」と伝えた。

　フルールは東京五輪に出場。U-23日本代表の初戦でもフル出場していた。