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開始2分弾! 自信と結果の両輪回る山田楓喜「結果を出すために今までやってきたんで」仲間も舌巻く“練習の虫”

ゲキサカ / 2024年4月26日 5時30分

開始2分で先制ゴールを決めたMF山田楓喜

[4.25 AFC U23アジア杯準々決勝 日本 4-2(延長) カタール ドーハ]

 自信と結果が両輪で回り続けている。U-23日本代表MF山田楓喜(東京V)は開始2分で先制ゴール。「試合前から、ああいうチャンスがあれば打っていこうとみんなで言っていた。それがバッチリ出た。思い通りのシュート」と手応えを語った。

 開催国カタールのサポーターを黙らせた。山田はDFサイフ・エルディーン・ハッサンのバックパスを右サイドで奪い、そのまま敵陣PAライン付近までボールを運ぶ。「前半の入りは特に、そういうチャンスが来たら決める自信はある」。ボールの芯を捉えた弾道は、ゴールのニアサイドに突き刺さった。

 ユースから育った京都サンガF.C.から、今シーズンは東京ヴェルディに期限付き移籍。定位置を確保すると、すでにリーグ戦で3ゴールを挙げた。U-23日本代表でも初戦・中国戦で松木玖生のゴールをアシスト。その左足はたしかな結果を残し続けている。「自信はついてるんじゃないですかね、自分に」。そう力を込めるレフティーは、昔から練習の虫だったという。

 その証言をしたのは代表でのチームメイトであり、古巣・京都でキャプテンを務めるMF川崎颯太(京都)だ。

「もともとサンガでも最初にグラウンドに来て、最後にグラウンドに出ていた。勤勉で、自分に対して矢印を向けている選手。毎日最後の最後まで左足のキックを蹴っていたので、点が入り出して自信も持っているのかなと思う。もともと能力もあるなかで左足いけるぞと。乗れるようになってきたのかなと」

 元チームメイトの証言を聞いた山田も「こうやって結果を出すために今までやってきたんで」とニヤリ。「これからもどんどん出していきたい」とさらなる活躍を誓った。

(取材・文 石川祐介)
●AFC U23アジアカップ2024特集●パリオリンピック(パリ五輪)特集

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