帰国後は「オリンピックのことは何も考えない」優勝決定弾の山田楓喜が誓った緑の使命
ゲキサカ / 2024年5月4日 6時5分
[5.3 AFC U23アジア杯決勝 日本 1-0 ウズベキスタン ドーハ]
優勝を決めるゴールとなった。U-23日本代表にアジアタイトルをもたらすゴールを決めたのはMF山田楓喜(東京V)。「素直にうれしい。このチームで頂点は取れていなかった」と喜びを語り、「オリンピック前にアジアの頂点を取れた。このチームも勢いづく」と手応えを口にした。
これまで先発起用が多かった山田だが、この試合は途中出場だった。後半26分からピッチに出ると、後半アディショナルタイム1分過ぎに流れを変えた。DF高井幸大(川崎F)のボールカットからMF藤田譲瑠チマ(シントトロイデン)、FW荒木遼太郎(FC東京)とつながったボールは、PA手前の山田のもとに収まった。
フラッシュインタビューでは「前半も、後半が始まってからも、間延びしているなと見ていて分かったので、間で受けたら自分は前を向いてシュートを打てるとイメージしていた」と振り返る。冷静に放った左足シュートがゴール右隅に突き刺さった。
今大会2点目でチームを優勝に導いた。「自信は常にある」と胸を張りながら、その自信のもとを明かす。
「今までやってきたことは嘘をつかない。それはこれからもどんどん続けていきながら、もっと自信をつける。結果をまだどんどん出していかなきゃいけない。また一から頑張りたい」
気持ちは今夏のパリオリンピックに向かっているかと思いきや「アジアカップを優勝することを目標にやってきた。それを達成できて、日本代表の活動は終わった」と語った。もちろん、パリへの気持ちが途切れたわけではない。五輪での活躍を本気で考えているからだ。
「とりあえず帰ってから緑の服を着る。ヴェルディのために戦うということが帰ってからの使命。オリンピックのことは何も考えず、ヴェルディを勝たせることだけに集中したい」。今大会躍動のレフティーは、再びJリーグでの活躍を誓った。
(取材・文 石川祐介)
●AFC U23アジアカップ2024特集●パリオリンピック(パリ五輪)特集
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