「未来を描く試合」を重ねた先にある、まだ見ぬ景色を目指して。帝京長岡は鳥栖U-18相手に3発快勝でホーム連勝を飾る!
ゲキサカ / 2024年4月30日 21時10分
[4.29 プレミアリーグWEST第4節 帝京長岡高 3-0 鳥栖U-18 長岡NT]
まだ4試合を経験したに過ぎないけれど、もうハッキリとわかったことがある。このリーグで戦い続ければ、絶対にみんなが強くなるし、みんなが上手くなる。しかもこんなに多くの人々が自分たちのサッカーを見に来てくれるのだから、力が湧いてこないはずがない。
「本当に高校年代の最高峰のリーグに所属させてもらっていて、毎週末が全国大会みたいな感じなので、モチベーションは全員が間違いなくありますし、週末のために平日の厳しい練習を積んでいくしかないということはみんなわかっていると思うので、苦労は買って出るじゃないですけど、しんどいトレーニングにも自分から飛び込んでいく感じかなとは思っています」(帝京長岡高・山本圭晋)。
2年ぶりの王座奪還を目指す難敵相手に、3発を叩き込んでホーム連勝!29日、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024 WEST第4節で、帝京長岡高(新潟)とサガン鳥栖U-18(佐賀)が激突した一戦は、前半にFW柳田夢輝(3年)とFW安野匠(3年)のゴールで2点をリードした帝京長岡が、後半にもMF遠藤琉晟(3年)が追加点をマークし、3-0で勝利。2週間前の神村学園高(鹿児島)戦に続いて、ホームでの連勝を飾っている。
「試合前から裏のスペースを取ろうという話はしていたので、そこをうまく突きながら、セカンドボールを拾って、バランス良くポジションを取って、押し込めたかなと思いますね」とキャプテンのDF山本圭晋(3年)が話したように、立ち上がりからゲームリズムを掴んだのは帝京長岡。2トップの柳田と安野が攻守に走り、中盤では遠藤とMF香西大河(3年)がセカンド回収を含めてボールを握れば、右のMF和食陽向(1年)、左のMF水川昌志(3年)と両サイドハーフも積極的にチャンスメイク。ペースを力強く手繰り寄せる。
すると、勢いそのままにスコアを動かしたのは23分。右サイドで相手を押し込み、和食が思い切り良く打ったシュートはDFに弾かれるも、拾ったMF池田遼(3年)が残したボールを安野は強引にシュート。ここに「安野はオーバーヘッドとかも普通にやってくるヤツなので、『シュート打つんかな』みたいに思っていました」と反応した柳田がプッシュしたボールは、ゴールへと吸い込まれる。「3節まで点が獲れていなくて、それが一番悔しかったので、メチャクチャ嬉しかったです」と笑った10番の先制点。ホームチームが1点のアドバンテージを手にする。
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