終了間際の一撃はクロスバーをヒット。京都橘の注目エースFW宮地陸翔主将は「あそこで決め切る選手に」
ゲキサカ / 2024年5月10日 14時11分
[5.6 プリンスリーグ関西1部第5節 履正社高 0-0 京都橘高 J-GREEN堺S4]
「最後、自分が決め切れなかったっていうのはやっぱり僕の課題ですし、そこで決め切らないと上に連れていくこともできないなっていうのは、この試合で感じました」
京都橘高(京都)のU-17日本高校選抜FW宮地陸翔主将(3年=ガンバ大阪門真ジュニアユース出身)は、身長180cmのマルチアタッカー。今季はボランチとしてシーズンをスタートしたが、現在は昨年同様、FWのポジションでプレーしている。
宮地は中盤に下りてゲームメークする役割や、豊富な運動量で攻撃を活性化する役割も果たしながら、したたかに得点チャンスを狙い続けた。後半立ち上がりには、ショートカウンターで抜け出すもシュートはGKにブロックされてしまう。
守備陣が懸命に踏ん張る中、エースに再びチャンス。後半45+3分、左サイドからの折り返しを受けると、DFの寄せよりもわずかに速く左足を振り抜く。だが、決まったかと思われた一撃はクロスバーをヒット。宮地はその1本を決められなかったことを悔しがる。
「あそこで決め切る選手にならないとダメです。さっき、(米澤一成)監督も言われてたんですけど、結果、得点が全てなんで。(色々な人に見てもらうためにも)最後の1点っていうのをもっとこだわって、自分でも練習、自主練をやっていかないとダメだなって感じました」
中盤で高いクオリティを発揮することができるが、「得点に絡むために前に置いてくれてると思うんで、やっぱ応えてやっていかないとダメだなって思います」。リーダーとして、京都橘の特別な番号「7」を背負う選手として、もっともっとチームを引っ張り、勝利へ導かなければならない。
プリンスリーグ関西1部は、1分4敗で中断期間へ。「勝ててないってのもやっぱ僕にも責任があると思ってるんで、もっとチームを引っ張って、チームのためにもっと動けるような選手になっていかないとダメだなって感じます」。この日は引き分けたものの、チームの手応えを得る内容だったことも確か。間もなく初戦を迎えるインターハイ予選を勝ち抜き、昨冬の選手権に続く全国大会出場を目指す。
「橘の歴史を作っていく中でも、やっぱり(京都府予選で)負けてはいけないと思っていますし、橘が強いっていうのを全国に示していきたい」。注目エースは予選からチームの期待に応え、ゴールと白星をもたらす。
試合終了間際の左足シュートはクロスバーをヒット結果にこだわり、チームの期待に応える
(取材・文 吉田太郎)
●高円宮杯プリンスリーグ2024特集
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ユース取材ライター、森田将義記者が選ぶ「インハイ予選注目11傑」(関西編)
ゲキサカ / 2024年5月17日 19時40分
-
[MOM4694]履正社DF伊藤大成(3年)_関西屈指のストッパーが強力攻撃陣を封鎖。武器も、課題もレベルアップさせて上のステージへ
ゲキサカ / 2024年5月10日 11時46分
-
[プリンスリーグ関西1部]履正社vs京都橘は0-0ドロー。苦戦が続く中、ともに前向きな内容の好バトルに
ゲキサカ / 2024年5月10日 3時23分
-
[プリンスリーグ関西2部]互いに守備面など手応え。近大附vs金光大阪はスコアレスドロー
ゲキサカ / 2024年5月9日 17時15分
-
[関西U-16 ~Groeien~]下部組織のWizards FC第1期生たちも活躍。連覇狙う京都橘が開幕戦を4-0で制す
ゲキサカ / 2024年4月30日 19時7分
ランキング
-
1大谷翔平、警備員に“異例の要求” 子どもを見つけ神対応「開けてくれますか?」
Full-Count / 2024年5月20日 14時3分
-
2ケガやコロナだけが理由ではない…伊勢ケ浜部屋の所属力士41人中、約半数が休場のワケ
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年5月20日 9時26分
-
3偉業達成!ダルビッシュが史上3人目の日米通算200勝「これでほっとできる」野茂、黒田に次ぐ快挙
スポニチアネックス / 2024年5月20日 11時6分
-
4高橋藍がサントリーに電撃移籍へ 来季から日本のSVリーグ参戦
スポーツ報知 / 2024年5月20日 14時2分
-
5指摘され続けた大谷翔平の“弱点”も…衝撃の修正力「.355」 米記者唖然の跳ね上がり
Full-Count / 2024年5月20日 15時51分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください