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創部からチームを率いる就任23年目の指揮官、悲願の群馬制覇達成に男泣き!共愛学園は5発快勝で常磐を撃破して初の全国切符!

ゲキサカ / 2024年6月17日 20時7分

 迎えた今大会は、奇跡的な逆転勝利で前橋商を退けると、絶対王者の前橋育英もPK戦で撃破。「監督は昨日も泣いていましたね(笑)。今まで共愛は育英に勝ったことがないと聞いていましたし、『前橋育英みたいな強いチームを倒したい』と思って入学してきたので、自分たちの代で育英を倒せて嬉しかったです」(中野)。気付けば選手たちは、指揮官やコーチングスタッフが想像していた以上に逞しさを纏っていた。

 初優勝を成し遂げた試合後。23年前よりだいぶ貫禄の付いた監督が、選手たちの手で宙を舞う。「奈良監督はいつもチームを鼓舞してくれて、みんなが下を向いている時でも、前向きにさせてくれますし、自分たちの代が創設以来初めての全国だったので、胴上げはちょっと重かったですけど(笑)、監督の想いも果たせたのは凄く嬉しいです」。中野はそう言って、笑顔を浮かべた。

 待ちに待った、初めての全国大会。失うものなんて何もない。奈良監督が力強く抱負を口にする。「もう初めてのことなので、23年分の想いを思い切りぶつけて、選手と一緒に楽しめればいいかなと思います」。とうとう切り拓いた新たな歴史。その先に広がっている真夏の冒険は、きっと共愛学園にとって最高に楽しいものになるはずだ。

優勝カップを持ってはしゃぐ奈良監督

(取材・文 土屋雅史)
●全国高校総体2024特集

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