【インタビュー】アジア杯敗退で感じた反省と責任。中山雄太「今の代表は強烈なリーダーシップを取る選手があまりいない」
ゲキサカ / 2024年6月21日 6時30分
——一方、その中でハダースフィールドは降格という結果に終わりました。どのような思いでチャンピオンシップでの戦いを見ていましたか。
「降格してしまったので、何かが足りなかったからこそ残れなかった、何かが足りなかったからこそ上に行けなかったという思いです。その“何か”というところは、自分自身がプレーし続けられなかったこともそうですし、むしろそこが一番なんじゃないかと思いながら過ごしてきました。2年間で丸々これほどプレーできなかったことは今までありませんでしたし、自分としては初めての経験でした。これからはチームを離れることになりますが、チームにはまた上に上がってほしいですし、自分は自分で離れるからこそ自分が決めた先でしっかりやっていきたいなと思います」
——キャリアを進める岐路にあると思いますが、どういった基準で次のステップを踏んでいこうと考えていますか。
「怪我をしたタイミングもそうですし、年齢もそうですし、今回はいろんなことを含めて考える部分はあります。今まではチームの中ではある種、なりふり構わずという部分もあったのですが、もうプロ生活も10年くらい経って自分のことをよく知って、サッカーのことをよく知ってきているので、チーム選びのところも自分のスタイルに合っているかであったり、チームの美学であったりを考慮して進んでいきたいなと思っています。今までは正直、そこを考える余裕もなかったんですけど、いろんな経験を経たことで、今後はそこがチーム選びに活かされ、選んだ先で自分のプレーが見られるんじゃないかなと思います」
——では、ここからは日本代表の話を。まずアジア杯でのベスト8という結果を率直にどう捉えていますか。
「結果だけで見れば優勝しなければいけない状況でそれができなかったということで、期待を裏切った形になりましたし、自分たちもそのポテンシャルがあると思い、優勝を目指してやって敗退した結果なので、僕の中では深く反省すべき結果だったなと思っています」
——グループリーグ第2戦でイラク、準々決勝でイランに敗れました。いずれも試合前の取材対応で、中山選手が特に警戒を語っていた相手でした。
「自分としてはその2試合に出ていないので、難しい部分はあるんですが、そこも含めて僕は日本代表に対しての反省点というよりも、僕自身がしっかりと試合に出ることができなかった、出て活躍することができなかったという意味で、自分自身に反省すべき点がすごくあるなと感じています」
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