【インタビュー】アジア杯敗退で感じた反省と責任。中山雄太「今の代表は強烈なリーダーシップを取る選手があまりいない」
ゲキサカ / 2024年6月21日 6時30分
——いま、次のW杯に向けての2年間をどのように見据えていますか。取材している側としては、前回があっただけにという期待もしていますが。
「もちろんそこは目指している部分ではありますし、1回目を逃したから自然と気持ちが強まっているという部分はあります。でも、かといってそれがうまく軌道に乗っているかというと、この2年間は怪我があってそういうわけではなかったので、そこに囚われず、一歩一歩地道に積み上げてこそ叶うものかなと思っています。どこにパワーを持っていくかのベクトルを持つために目標は立てつつも、そのベクトルの持つパワーを日々大きくしていきたいなと思っているので、まずは目の前のことをしっかりと全力でやっていきたいと思っています」
——一歩一歩という点ではA代表に定着した東京五輪後からカタールW杯より、今から北中米W杯までのほうが長い時間があります。
「そうですね。僕の場合こういった怪我をしたこともあり、まだ時間があることで『問題ない時期に怪我をした』と思っていますし、怪我をしたからこそ蓄えられたものがあるとも思います。そう言った意味で『進化する』という点でもまだまだ途中ですし、新シーズンから進化したところを徐々に見せつつ、それをうまくパフォーマンスに乗せながら、さらに進化し続けて目標に向かって進んでいきたいと思います」
——最後に毎回恒例のスパイクについても一つ聞かせてください。最近はアシックスのスパイクを使用する選手が増えてきて、育成年代の選手も気になっているところだと思うのですが、長く履いてきている中山選手から見て支持される理由はどのようなところにあると感じていますか。
「やっぱり安定感、安心感といったところですね。履いていてマメができることもないし、どこが当たるということもないです。またたとえ当たっていたとしても、そこを改善しようとしてくれるアプローチがあることが大きいです。僕はそこが理由で選んでいます。アシックスのスパイクは100%の力を出すために、“100%を出せない状況”を生まないスパイクだなと思っていて、そこが大きいなと感じています。また安定感はもちろんですが、“安定”というとどっしりと変わらないイメージがあるじゃないですか。でもそうじゃなく“進化する安定感”と僕はよく言うんですが、アシックスのスパイクはそこが大きくあるなと感じています。他の選手から『アシックスどうなの?』と聞かれた時はそこをよく話していますね」
(インタビュー・文 竹内達也)
●北中米W杯アジア2次予選特集
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