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リベンジに燃える無敗の流経大柏。返り討ちに意気込む未勝利の市立船橋。2週連続で激突した両雄の激闘はドロー決着!

ゲキサカ / 2024年6月24日 19時34分

2週連続で激突した流通経済大柏高と市立船橋高の一戦はドロー決着

[6.23 プレミアリーグEAST第9節 流通経済大柏高 1-1 市立船橋高 流通経済大柏高G]

 2週も続けて“永遠のライバル”が公式戦で対峙するなんて、なかなかあることではない。しかも全国大会出場という大きな成果を懸けて戦ってから、まだ1週間しか経っていないのだ。この2試合に掛けるエネルギーも、この2試合から得られるものも、彼らを大きく成長させる糧になることなんて、わざわざ言うまでもないだろう。

「2週連続で市船と試合できることはなかなかないですし、自分たちは『あそこで負けた悔しさを、ここで勝って晴らそう』とチームでも話していて、何が何でも勝ちたいと思っていた中で、引き分けという結果をポジティブに捉えればまだプレミアで無敗なんですけど、これからもっと自分たちの課題を突き詰めて、チームを良くしていきたいなと思いました」(流通経済大柏高・奈須琉世)

 リベンジに燃える赤と、返り討ちに意気込む青のビッグマッチは、決着付かず。23日、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024 EAST第9節で、無敗で首位に立つ流通経済大柏高(千葉)と未勝利で最下位に沈む市立船橋高(千葉)が対峙した一戦は、流経大柏がMF葛西亮太(3年)のゴールで先制したものの、市立船橋もFW伊丹俊元(3年)が同点弾を叩き出し、1-1のドローという結果になった。


 まず前提として、1週間前の試合のことに触れないわけにはいかない。16日に行われたインターハ千葉県予選決勝。3試合を7得点無失点と圧倒的な強さで勝ち上がってきた流経大柏に対し、準々決勝は1点ビハインドの残り3分から逆転勝利を収め、準決勝も延長戦を何とか制した市立船橋のファイナルは、後半に入ってカウンターから市立船橋のFW久保原心優(3年)が先制点をゲット。流経大柏もMF富樫龍暉(3年)のヘディング弾で追い付いたが、最後は伊丹の決勝ゴールで市立船橋が2-1で勝利を収め、全国切符を勝ち獲った。

 プレミアで未勝利が続いていた市立船橋にとって、“4連勝”で手にしたタイトルがポジティブに作用しないはずがない。「分かりやすい結果が付いてきたことで、チームとして信じてやることに対して、『自分たちが1つになってやれば大丈夫なんだ』という安心感は少し出てきています」と話したのは今季のチームの指揮を執る中村健太コーチ。リーグ戦初勝利を期して、この“2試合目”に向かう。

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