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横軸と縦軸で積み重なるリスペクトに彩られた「スタイルウォーズ」は超激闘!青森山田に粘り強く競り勝った川崎F U-18が首位キープ!

ゲキサカ / 2024年7月2日 20時0分

川崎フロンターレU-18は青森山田高との激闘を制す!

[6.30 プレミアリーグEAST第10節 川崎F U-18 2-1 青森山田高 Ankerフロンタウン生田 Ankerフィールド]

 お互いに貫くスタイルは違っても、お互いが貫く意志には微塵の揺らぎもない。目の前にある勝利を引き寄せるために、それぞれがそれぞれのやり方で、1つのボールを奪い合う。この両雄が激突する90分間は、いつだってメチャメチャ面白い。

「戦うという部分や勝つという部分で言うと、今日は本当に選手たちが今まで苦しい想いをしながら、トレーニングでやってきたことがどれだけできるかというところは、立ち上がりからやってくれていたと思いますので、選手たちは手応えを感じたんじゃないかなと思っています」(川崎F U-18・長橋康弘監督)。

 死力を尽くした好勝負は、ホームチームが逃げ切って勝ち点3を獲得!6月30日、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024 EAST第10節で、一昨年王者の川崎フロンターレU-18(神奈川)と昨年王者の青森山田高(青森)が対峙したビッグマッチは、後半にMF矢越幹都(3年)とFW恩田裕太郎(2年)のゴールで2点をリードした川崎F U-18が、終盤にFW石川大也(3年)の追撃弾で青森山田に1点差まで追い上げられながら、逞しく勝ち切る結果となった。


「無理して縦パスを入れたりして、相手のスイッチが入るのは避けたかったので、焦れずにタイミングやチャンスを見ながらやるというのはチームとして意識していました」というMF楠田遥希(2年)の言葉が、前半の45分間を過不足なく表している。川崎F U-18はDF林駿佑(2年)と楠田のセンターバックコンビに、左サイドバックのDF関德晴(2年)を加えた3枚でビルドアップしながら、ボランチの矢越もボールを引き出して縦へのテンポアップを窺うものの、なかなか差し込むような隙は見つけ切れない。

 一方の青森山田は右からDF小沼蒼珠(3年)、DF伊藤柊(3年)、MF山口元幹(3年)、DF福井史弥(2年)で組んだ4バックのスライドも的確に、ブロックを築きながら狙うのはセットプレーのチャンス。ただ、石川も「山田のベースとして『まずは守備から』という話はしているんですけど、前半は押し込まれる中で、なかなかカウンターに出るところまで行けずに、スプリントも守備だけになってしまいました」と話したように、効果的な攻撃を繰り出すまでには至らない。前半のシュート数はお互いがわずかに1本ずつ。ジリジリするような探り合いで、最初の45分間は推移する。

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