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“8か月ぶり”の『We are green』。青森山田が“山田らしく”守り勝ち、涙と笑顔の今季ホーム戦初白星!

ゲキサカ / 2024年7月7日 21時6分

ホーム・青森山田高グラウンドでは昨年11月以来の白星。青森山田高の選手たちが大興奮

[7.7 プレミアリーグEAST第11節 青森山田高 1-0 柏U-18 青森山田高G]

 青森山田が待望の今季ホーム戦初白星! 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024 EASTは7日に第11節2日目を行い、9位・青森山田高(青森)と6位の柏レイソルU-18(千葉)が対戦。青森山田が1-0で勝ち、今季ホーム戦6試合目で初白星を飾った。

 試合終了の笛が鳴ると、圧倒的に攻め続けていた柏U-18の白いユニフォームがガックリと肩を落とし、勝者・青森山田の選手たちは涙を流していた。優勝した昨年、ホーム戦の11試合中9試合で勝利していた青森山田が、今季は5戦未勝利。ホーム戦勝利後に全部員で肩を組んで歌う『We are green』は、昨年11月の前橋育英高(群馬)戦を最後に青森山田グラウンドでは一度も歌うことができていなかった。

 ピッチ内外全部員の力で勝ち取った『We are green』の機会。円陣の中心に立った右SB小沼蒼珠主将(3年)がまず「お待たせしました!」と大声で発する。そして、「4月から始まって、なかなかホームで勝ってなくて、不甲斐ない姿たくさん見せてきたんですけど、『前期のホーム最終戦で勝てたのも、みんなのずっとの応援があったからです』」と感謝。すると、初めて勝って泣いたという主将を中心に『愛しているぜ、We are green!』の大合唱。待ちに待った1勝を喜び合った。
DF小沼蒼珠が挨拶。この直後、『We are green』の大合唱
 その小沼が「苦しいながらも最初の先制点を守って、守って、守って勝つ。何度も(ゴールを)隠して、隠して。ホントに、チーム全員で、208人で取った勝利だった。チームで戦うのが、やっぱ山田だと思うんで、“山田らしい”勝利だったのかなと思います」と振り返る90分間だった。

 試合開始直後、青森山田は左サイドの10番MF谷川勇獅(3年)が左足ダイレクトでサイドチェンジ。ボールを受けたMF別府育真(3年)がカットインから左足を振り抜く。相手選手をかすめた一撃はクロスバーをヒット。鋭い出足を見せた青森山田は開始6分間で小沼の右クロス、ロングスローを含めて3回、4回とゴール前のシーンを生み出した。

 前節・川崎F U-18(神奈川)戦の後半半ば以降は、正木昌宣監督が「一番、山田らしかった」という戦いを展開。それを継続するため、青森山田はこの一週間、さらに強度上げてきた。迎えたこの日、FW石川大也(3年)とFW浅野瑠唯(3年)の2トップや正木監督が「多分、120分でも走れる」と評するFW大沢悠真(3年)を筆頭に“相手が嫌になるぐらい走り回る”ことを目指し、柏U-18のビルドアップに制限を掛けに行く。

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