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慢心なく積み重ねた粘り強さと一体感で怒涛の8連勝!大津は東福岡との激闘を制してプレミア前半戦を堂々首位ターン!

ゲキサカ / 2024年7月8日 12時52分

 山城監督はここまでのリーグ戦を総括しつつ、選手たちにフィードバックしたことを教えてくれた。「前期では4試合ぐらい自分たちの試合ができて勝てて、2試合は引き分けと負けがあって、残りの試合は負けてもおかしくなかったり、引き分けてもおかしくなかった試合を勝ってきているので、この夏のインターハイでしっかり経験を積んで、『絶対勝てるよね』という試合を増やしていきたいですね。でも、絶対に今日みたいに『負けるかもしれない』という試合が来ると思うので、結局“一回り”だけではなくて、“二回り”した時に大津がその相手に2連勝できるかどうかを考えたら、もっと細かいところを詰めていかないといけないよね、という感じでは話しています」。

 苦しい試合を勝ち切った試合後。応援席とメインスタンドに一礼を終えた選手たちは、必要以上に喜ぶこともなく、ピッチ上でクールダウンをしながらあれこれ話し合っていた。その傍らではスタンドから声援を送っていた応援団の選手たちが、粛々と試合会場の撤収に勤しんでいく。いわゆる慢心の類は、チーム全体にまったく見られない。

「こういうゲームは今まであまりなかったので、こういったゲームを勝ち切ったことで、もう1回チームが1つになれたと思いますし、良い雰囲気でインターハイに臨めるのかなと思います」(五嶋)。

今シーズンの高校サッカー界は、このチームを軸に回りつつある。大津の強さは本物だ。



(取材・文 土屋雅史)
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